三線製作の最近のブログ記事

三線づくりで師事していた新垣先生が亡くなって早2年がたちました。
廃墟となっていた旧三線工房と住んでいた住宅が、とうとう解体されました。
なんだかとてもさびしいです。
新工房は自宅の裏に移転しました。
今は事情があって身動きとれませんが、はやく三線づくりに取り組みたいです。

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三線まつりの講演にて

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11月29日に沖縄県三線製作事業協同組合主催の三線まつりに出かけました。
目的は午後2時からの宜保榮治朗氏による講演「三線について」です。
レジメにより内容は
1.古典音楽の発生
2.琉球音楽の2重構造
3.琉球音楽は単に音楽としての価値だけではなく、習得することによって「歌道(人間性を高める方向)へと進んだ。
4.楽器三線を芸術品に育て上げた。
まとめ、琉球音楽は世界に誇る沖縄文化の核である。
などの内容になります。
午前中からの三線練習などもあり、私遅れてしまい3、以降の内容しか聞くことできませんが、三線が文化財として指定される過程など当事者としての話がきけてなかなか有意義な会でした。
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八月の琉球新報社主催の琉球古典芸能コンクールの受験にむけ日々練習を重ねています。 
三線部門の優秀賞の課題曲が「作田節」か「ぢゃんな節」「に決まりました。 
自分の理想は唄うこと、弾くこと、そして作ること。 
この3つが融合した三線音楽を奏でてみたいと思っています。 
「唄うこと」については楽曲の理解、節を含めた技法は、金城・山内両先生の指導のもと学び、肉体的な喉の鍛錬については西洋のベルカント唱法を参考に声帯を中心に発声を日々鍛えています。 
「弾くこと」山内先生から湛水流と野村流を学び、金城先生からは現在の伝統的な野村流の技術を習っています。 
「作ること」は琉楽の基本である歌・三線のうちの楽器として三線を深く理解して、自分が納得できる音作りをめざして、三線を自ら作りだすということです。 こちらは宇栄原三線工房の新垣親方に習って3年目を迎えています。 
受験をあと5ヶ月後に控えて、改めて受験につかう三線をつくることにしました。 
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間に合うかどうかわかりませんが、新垣師匠にお願いして、材料を選んでもらい、荒分ちした材料に線を入れました。 
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棹の材料の木は「黒木」のような高級なものではなく、かといって「ゆしの木」のような代表的なものでもありません。 
一般的な材料名でいえば「雑木」とか「硬木」という、その他でひとくくりされるような名も無い木です。 
先生によればラワン系の硬木だということです。 
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もともと師匠が自分が使うために用意していたものとのことですが、弟子のたっての頼みということで出してくれました。まあ正直現在の自分の懐具合では、黒木のような高級な材料は到底無理だろうと考慮してくれたのだと思います。 
高級な材料ではないとおもいますが、木の筋が綺麗に整っており、程々の重量と軽く叩くと硬い澄んだ音がします。 
作る型は基本の型である真壁型にしました。師匠の弁よると響が少しすくないので、通常よりすこし大きめにつくったらよいとのことでした。 
八月までに棹づくりと塗り・チーガの張りやカラクイなど三線のほとんどを自分で仕上げる予定です。 
この3年ほど師匠のもとで三線職人の修業してきて何本か仕上げて来ました。しかしいろいろ事情があり、ひょっとしたら新垣師匠から三線づくりを習えるのはこれが最後の可能性もあり、この三線づくりは自分にとって非常に大切にものになるのではないかと思っています。 

この土曜日は修行している宇栄原三線工房の忘年会に参加しました。 
料理係として鍋やオードブルの準備で大忙しです。 
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夕方はじまった忘年会には日頃工房に顔をだしている先輩方が大勢あつまり楽しかったです。 
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今年は宇栄原三線工房の新垣会長を中心に宇栄原三線協会を設立しました。 
来年こそは飛躍を目指して頑張りたいと思っています。犬

この3日に通っている三線工房の仲間達と宇栄原三線協会をたちあげました。 
会長は宇栄原三線工房の師匠である新垣先生です。 
私の仕事は事務局長となりました。 
先々週末に神奈川の三線教室を新垣先生とまわり、様々方の三線を触り、メンテナンスしました。 
今本土では三線を所持し、使っている人は多いのに、ちゃんとした三線の情報やメンテナンスのサービスがいかに少ないか痛感しました。 
そして安い海外製の三線の普及していることも、よく判りました。 
よりよい三線を提供する、その一点でみんな協力してくれる事になりました。 
これから仲間とかんばりたいと思います。犬
前回庭に転がっていた木の根をつかって三線立てをつくる記事をアップしました。 
三線工房で新垣先生から木の材質がチャーギらしいと指摘をうけ、三線立てにはもってこいの素材だということが判りました。 
根の方は3つを一体化するためにはめ込むための加工をほどこし、研き、シークワーサの枝は皮を剥ぎ、これもまた磨きました。 
途中1年も乾かしたのに、枝の中から2匹もカミキリムシの幼虫が生きてでてきたりと、結構びっくりな発見しながら、工房での加工は完了。 
今度は家でカシューのスンチー塗り用の塗料をつかい、木地固めと目止め処理までを完了しました。写真の1枚目が木地固めを終わり、2と3枚目がその後目止めを完了したところです。 
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これから乾燥にはい、研磨し、後は下塗り、中塗り、上塗りとつつぎ、毎回乾燥と研磨を繰り返します。
結構手間のかかる作業がつづきますが、出来上がりが楽しみです犬

いつかボクだって・・

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通っている三線工房の新垣先生が、作業机でなにかを製作していました。 
よくみると三線をかたどった簪です。
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これがまた実に見事です。 
先生のおばさんの73歳のトシビーのお祝いです。 
琉球舞踊もしているとのことで、これを髪にさすとそれは見事だと思います。 
金がないから、材料のあまった切れ端で作ったそうですが、とても片手間につくったものとは思えない出来です。 
三線づくりがある域にたっすると飾り職人のレベルまで腕があがるようです。 
それとも先生が特別なのか。 
私もいつかその域に達してみたいです。わーい(嬉しい顔) 

あとで聞くと飲み屋の可愛いねーちゃんたちにも、この簪をつくってあげていたそうな。目がハート 
それなら僕も・・・・いやこれは真似しちゃーいけないかな。犬

現在新垣先生の三線工房は、知人ぞしる存在で、通う人もその道の達人で唄者だったり、工務店の社長だったり、他に教えるところがあったけど、満足せずにここにたどり着いたなど、腕に覚えのある人が多いです。
しかし近年の海外製の三線の増加にともない、沖縄の職人が丹精こめてつくる手作りの三線とはどういうものか。本物を見極める目を養うという意味で、もう少し間口を広めて、様々な方々に手作りの良さを広めようという話が持ち上がってます。
もしかしたら広く県内だけではなく、県外にも教室を設けて、三線製作の教える場をもつかも知れません。
その時には私もぜひ協力したいと思います犬
三線製作の修行もだんだん手を広げて、今回三線立てに挑戦することにしました。 
理由は 

1.塗りで使う吹き付け塗料が余って捨てるのがもったいない。 
2.以前から庭に転がっていた木の根がちょうど材料として良さ気。 
3.三線の在庫が増えてきた。 

というわけで、さっそく木の根を加工します。 
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縦にまだ長いので横方向にスライスします。 
何で?電動のこぎり、いやいや、、普通のこぎり一丁でやりました。 
ということで、梅雨明けの炎天下、楽勝とばかりに挑戦した結果が写真の二枚目です。 
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ここまでくるのは、ハハッ実に簡単あっかんべー・・・・ではない。がまん顔 
いやまじで死にかけました。げっそり 
後で考えれば、電ノコがあるので、ある程度切ってからのこぎりを使えばよかっと、ぶっ倒れてから後悔しました。 
とりあえず材料は三枚目の写真にもある木の根と、去年台風で倒れたシークワーサーの枝を使います。 
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なんかこの状態だけるとただのゴミのようにも思えますが・・・
最後の完成まで定期的に記事をアップします。犬

台風4号が去った朝です。 
それにしてもスピードが早い台風でした。 
雨風はそれなりでしたが、それほど周りには被害がありませんでした。 
愛用している縞黒木の棹の塗りが剥げました。 
この機会にと塗りの練習にと、塗装を全て剥ぎました。 
カシューのすんちー塗りを試します。 
この棹で新人賞をとりました。 
来年の優秀賞もこの棹で目指すつもりです。 
どんな仕上がりになるか。楽しみです。犬
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以前の記事でヤフーで三線を落札したら目論見がはずれて落ち込んだことをアップしました。 
落札したのは去年の10月で、写真をみたかぎりでは黒木と思われたのに、手元にとどいたのは、ほとんど素人づくりのゆし木の三線でした。 
しばらくやる気がなくて、そのまま放おっておきましたが、塗の練習のために再生することを決意しまた。 
2週間かけて棹の古い塗を剥ぎ、月の輪から芯まで手を入れ、削り直し、完成したのが写真の棹です。 
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当初は本当にどうしようないと考えていましたが、材が乾いてそれなりの音がするのと、曲がりが無かったので、もしかしたらと思いましたが、完成してみると標準の真壁型とはいきませんが、それなりに美しい仕上がりになりました。 
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元の棹の天がハナビラーで野丸がかまぼこなどの不細工さはみじんもありません。 
つくづく三線の造形の妙はバランスだとおもいます。 
あれもこれも師匠の新垣先生のお陰です。 
あとはこれを塗の練習でカシューの黒に塗り替えます。 
トーイも取り直したので、どんな音がでるのか楽しみです。 
  • 2012年6月16日 10:25
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