2014年2月アーカイブ

春の息吹

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庭にあるシークワーサーの木々に花がついて独特の爽やかな香りが漂います。 
ミツバチなんかも誘われてブンブン一杯。 
マンゴーも花を咲かせています。 
陽気でニャンコもうつらうつらで幸せそうです。 tenten-800536-2014年03月05日 19時17分.jpg
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2月22日に北谷町老人福祉センターで野村流音楽協会の教師免許の抽選会が有りました。 
バイクをかっとばして昼過ぎに到着しましたがちょっと早いというので、会場の待合室のソファーで一眠り、夜勤のリズムにまだ体が慣れないようです。 
その後1階のホールで開かれた抽選会に参加、教師・師範の試験応募者が60名以上はいたでしょうか。名前を呼ばれクジを引いたら私は30番でした。 
さらに1番クジを引いた方が曲を抽選して3月22日の教師免許試験の課題曲が決まりました。 

・本調子  作田節 
・2揚    干瀬節 

心の中ではホッと胸をなでおろしました。 
偶然にも優秀賞と同じ課題曲です。 

試験日は3月22日 
場所は中部沖縄市農民研修センターです。 

これで残り1ヶ月は集中して曲練習に打ち込めます。 
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時 2014年2月21日 
日 PM7:30 
歌・三線 山内秀吉 
琴 上条三枝子 
場所 首里山川町1-7 フローリスト花枝2階 
連絡先  090-1513-1285 meil tenten34@fs-hana.com 
お題 :世礼楽典を理解するために 本田名節 
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今回はいつも歌われる冒頭のかぎゃで風節と長伊平屋節は時間の都合で演奏されずにすぐ楽曲解説に入ります。 

今回の楽曲解説は【世礼楽典を理解するために「本田名節」】です。 
歌詞は次のとおり 

すくにくりふねぬヨ(すんねくり舟の)→  
いちゅるとけやれば(行きゅる渡海やりば)→  
きゆやんじ拝で(今日や行ぢ拝で)→  
あちゃやちゅすが(明日や来すが)→  

※訳は「沖縄三線 節歌の読み方(大城米雄 編著)」を参照しました。 

山内先生の説明では伊平屋地方の歌であり、あまり歌われることのない曲だとのことです。 
先生の実演を聞くと、あまり極端な部分のない優雅で美しい曲に思えます。先生は曲想が良い曲だと話されていました。 

講義の内容はいつものどおり弦楽部と声楽部の説明にわかれます。 
◎弦楽部分においては 
スカシビチー:演奏においては譜の奇数偶数に代表される強弱を基本に大弾(ウフバンチ)・中弾(チュウバンチ)・小弾(クバンチ)・抜音(ヌジオト)の4つ弾き方を区別して弾くということで、いつもの説明ですね。 
◎声楽部について 
短い曲のわりには様々ま節回しの技法が使われている曲です。 
参考本によると知念績高の作ではないかと言われているそうです。難しそうですね。 
そして山内先生の話ではそれぞれの節は楽曲中に単独で存在しているわけではなく、それぞれが連続して関係をもちながら存在していることを意識しなさいということです。 
節回し単独でみると、それぞれに何の意味があるのかちょっと首をひねる場合でも、ある特定の節は次の節の準備をするためにあると分ると、一つまた古典の歌いこなしについて、手がかりを得たような気がします。 

揚・下げ吟、振いなどです。 
この曲は高い所はあまりないのですが、やはり息遣いについていつも言われる 
・上昇音 → 抜く声 
・下降音 → 吐く声 
の発声技術は曲想にたいして大きな影響を与えていると思います。 
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-- 演奏曲目 -- 
解説-世礼楽典を理解するために 本田名節 
本田名節 
港原節 
大田名節 
湛水流-解説 
湛水流 ぢゃんな節 
野村流 ぢゃんな節 
散山節 
仲風節 
述懐節 
------------- 
懇親会はいつものように美味しい料理が並びますが、沖縄おでんが特に美味しかったです。 
テビチがもう柔らかくて口のなかでホロホロ溶けます。 
あと宮古からおみやげの馬肉も柔らかくてにんにくとしょうが醤油でたべるとウマウマです。 
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次回は2014年2月28日 内容は"世礼楽典を理解するためには「港原節」"の解説です。 


日時 2014年2月14日 
日 PM7:30 
歌・三線 山内秀吉 
琴 上条三枝子 
場所 首里山川町1-7 フローリスト花枝2階 
連絡先  090-1513-1285 meil tenten34@fs-hana.com 
お題 :世礼楽典を理解するために 石ん根の道節 
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冒頭のかぎやで風節ですが今回は名護親方のいろは歌「リ】からです。 
「利根偽りや 芥子の花心 風や吹かなても 落てるしじさ」 
山内先生の解説は 
「口先だけうまくて嘘をつくことは、芥子(けし)の花のようなもの、風は吹かなくても落ちていく定めです」 
怖いけど、真実とはそういうことだと思います。 
一時的に嘘によって高みの上がっても、長い時間がたつとかならず本来あるべき所に落ち着くということでしょうね。最近は仮想のお金などで世界がワイワイいっていますが、物事の本質を考えるとその行く末はどうなるか、自ずからわかることかも知れません。 

今回の楽曲解説は【世礼楽典を理解するために「石ん根の道節」】です。 
歌詞は次のとおり 

いしんにぬ ヤゥ みちから(石ん根の道から) → 石嶺の道から 
てぃらぬすば ハリ までぃん(寺のそばまでも) → 寺の側まで 
ぬしびしゅや ヤゥ さきから(主部衆や先から) → 旦那衆を先頭に 
みやらびや ハリ あとから(女童や後から) → 女童は後について 

※訳は「沖縄三線 節歌の読み方(大城米雄 編著)」を参照しました。 

曲を聞いた感じでは、全体に高い音の多いフワフワした感じの歌で、実際自分が歌うとなると難しい歌だろと感じさせられました。 

講義の内容はいつものどおり弦楽部と声楽部の説明にわかれます。 
◎弦楽部分においては 
スカシビチー:演奏においては譜の奇数偶数に代表される強弱を基本に大弾(ウフバンチ)・中弾(チュウバンチ)・小弾(クバンチ)・抜音(ヌジオト)の4つ弾き方を区別して弾くということで、いつもの説明ですね。 
◎声楽部について 
節回しという意味では、それほど難しい節は使われていません。 
揚・下げ吟、振いなどです。 
ただカナ付などに細かいところで繊細な技法を要求される所はあります。 
この曲は高いところが比較的多いので以下の発声技法はとても重要だと思いました。 
・上昇音 → 抜く声 
・下降音 → 吐く声 

山内先生のお話によると、この曲は最近はあまり歌われることが少なくなったうただそうです。 
実際私もてんてんでの今回のライブで初めて聞きました。 
日頃歌われなくなった曲を実際に聞けて、しかも曲分析まで講義してもらえる。古典を勉強している身にとっては、てんてんライブは貴重な場であると思いました。 
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-- 演奏曲目 -- 
かぎやで風 
長伊平屋節 
解説-世礼楽典を理解するために 石ん根の道節 
石の根の道節 
本田名節 
港原節 
湛水流-解説 
湛水流 首里節 
野村流 首里節 
干瀬節 
子持節 
散山節 
仲風節 
述懐節 
------------- 
今回の懇親会はバレンタインということもあり、奥さんお持たせのケーキや焼きソーキやらめずらしく美味しい料理が一杯出ました。ご馳走様の一晩でした。 
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次回は2014年2月21日 内容は"世礼楽典を理解するためには「本田名節」"の解説です。 



時 2014年2月7日 
日 PM7:30 
歌・三線 山内秀吉 
琴 上条三枝子 
場所 首里山川町1-7 フローリスト花枝2階 
連絡先  090-1513-1285 meil tenten34@fs-hana.com 
お題 :世礼楽典を理解するために 揚作田節 
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冒頭のかぎやで風節ですが今回は 
「知恵才ある人や 世の中の手本 朝夕努めて 沙汰ゆ残す」 
山内先生の解説は 
「才能のある人は世の中の手本となる。日々努力を惜しまず功績を残すのですよ」 
うーん、自分に当てはめることができるのかどうか・・・まあ人は何かしら人とは違うものを与えられている物があるものです。与えられた才能は自分だけのものではなく、何かしら世に返すべきであるうということだと思います。 


今回の楽曲解説は「揚作田節」です。 
歌詞は次のとおり 

ゆたかなるみよの(豊かなる御代の) → 豊年の 
しるしあらはれて(しるし現れて)  → 兆候が現れて 
あめつゆのめぐみ(雨露の恵み)   → 雨露の恵み 
ときもたがぬ (時もたがぬ)   → 時を違わない 

※訳は「沖縄三線 節歌の読み方(大城米雄 編著)」を参照しました。 

正月など祝いの席などに、よく歌われる歌です。 
講義の内容はいつものどおり弦楽部と声楽部の説明にわかれます。 
◎弦楽部分においては 
スカシビチー:演奏においては譜の奇数偶数に代表される強弱を基本に大弾(ウフバンチ)・中弾(チュウバンチ)・小弾(クバンチ)・抜音(ヌジオト)の4つ弾き方を区別して弾くということで、いつもの説明ですね。 
◎声楽部について 
まず技巧的には振り上げが多いというのが特徴です。 
それも二種類にわかれて 
・抑え振り上げ 
・持ち振り上げ 
があり、この二つをいかに歌い分けるか、あとは音の上げ下げの二点がポイントになるとの事です。 
また個人的にはとにかく六・七・八の高い音が一杯使われていて、発声的にはかなりつらい曲だと思います。だいたい張り上げ声でギチギチの声になるのが多いです。 
ここでいつも山内先生がいう喉使いの発声の上昇時における抜く声の大切が強調されいて、実際先生の実演の声を聞くと、固くきつい曲のイメージが実に優雅でしっとりした曲調にかわるのにびっくりします。まるで別の曲のように聞こえます。 

山内先生の言によれば、現代においては祝祭の歌と定番としてよく歌われる揚作田節ですが、もともとの替え歌の中には恋の歌などもあるそうです。 
曲のイメージとして 

・祝い歌 → 明るく、男性的 
・恋の歌 → 叙情的、女性的 

と本来反対の正確をもつ内容をどちらにも使える揚作田節の構造の上の仕組みは、沖縄の古典音楽全般にに言えるとのことで、音構成に半音があるからだということらしいです。あまり音楽の知識に詳しくない身には、そうなんだと頷くしかありませんが、そういうことらしいです。 
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-- 演奏曲目 -- 
かぎやで風 
長伊平屋節 
解説-世礼楽典を理解するために 揚作田節 
揚作田節 
石の根の道節 
本田名節 
湛水流-解説 
湛水流 作田節 
野村流 作田節 
干瀬節 
子持節 
散山節 
仲風節 
述懐節 
------------- 
懇親会の料理ででたてんてんファームの島らっきょうが青い葉っぱも一緒に出ています。これがなかなか美味しかったです。 
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次回は2014年2月14日 内容は世礼楽典を理解するためには「石の根の道節」の解説です。 



日時 2014年1月31日 
日 PM7:30 
歌・三線 山内秀吉 
琴 上条三枝子 
場所 首里山川町1-7 フローリスト花枝2階 
連絡先  090-1513-1285 meil tenten34@fs-hana.com 
お題 :世礼楽典を理解するために 本嘉手久節 - 旧正月でーびる - 
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冒頭のかぎやで風節ですが今回は歌詞は旧正月にちなんで 
「正月のお酒 飲で遊ぶ今日や 午年の世果報 御願からど」 
山内先生の解説は 
「正月の酒を飲んで遊びましょう。今年の世の中が豊かで平和であることを 祈りましょう」というものです。 
旧正にあたり最近きな臭くなった世の中だからこそ、平和に過ごしたいものだという祈りの言葉です。 

今回の楽曲解説は「本嘉手久節」です。 
歌詞は次のとおり 

みるはなにそでや  (見る花に袖や)    → 見る花に袖を 
ひきよ とめられて (引きよせ止められて) → 引き止められて。 
つきのぬきやがてど (月のぬきゃがてど)  → 月が出てきたのに驚いて 
もどていきゆる   (戻て行きゅる)    → 家路につくのだ 

※訳は「沖縄三線 節歌の読み方(大城米雄 編著)」を参照しました。 

優しく美しいメロディーをもつこの曲は演奏会などでも頻繁ではないもののよく好まれて聞くことも多いですね。私も好きな曲の一つです。 
解説本の大城米雄氏によるとこの花というのは遊女の暗喩であるとのこと。そう思ってもう一度曲を聞くと別の物語が目のまえにひろがり、やはり名曲だなって思いました。 

山内先生の解説によるとこの曲は琴の優秀賞の課題曲と使われるそうです。 

演奏技法のとして山内先生の解説はいつものように 
◎弦楽部分においては 
スカシビチー:演奏においては譜の奇数偶数に代表される強弱を基本に大弾(ウフバンチ)・中弾(チュウバンチ)・小弾(クバンチ)・抜音(ヌジオト)の4つ弾き方を区別して弾く。 
◎声楽部においては、それほど難しい節を使っていない構成であり、発声の基本である以下の 
上昇音 → 抜く声 
下降音 → 吐く声 
。 
この曲の特徴としては2分5厘などの振い上げが多い、ゆったりとした曲であること。 
難しい節回しはないかわりにとにかく声の息遣いが大切であり、故に抜く声・吐く声をライブなかで実演とともにいつもの以上詳しく説明しています。 

後半の組踊の三線演奏は前回が最後と思っていましたが今回の4回目で最後の公演です。 
執心鐘入はこの3人でも演奏できるほどコンパクトにできる組踊でありながら、実にドラマチックで曲も聴き応えのある曲がつかられており、人気があるものむべなるかなと思いました。 
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-- 演奏曲目 -- 
かぎやで風 
長伊平屋節 
解説-世礼楽典を理解するために 本嘉手久節 
本嘉手久節 
揚作田節 
石の根の道節 
湛水流-解説 
湛水流 暁節 
野村流 暁節 
執心鐘入-組踊 
金武節 
干瀬節 
七尺節 
散山節 
------------- 
次回は2014年2月7日 内容は世礼楽典を理解するためには「揚作田節」の解説です。


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