2014年1月アーカイブ

日時 2014年1月24日 PM7:30 
歌・三線 山内秀吉 
琴 上条三枝子 
場所 首里山川町1-7 フローリスト花枝2階 
連絡先  090-1513-1285 meil tenten34@fs-hana.com 
お題 :世礼楽典を理解するために 本部長節 - 組踊を歌う 3 - 
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冒頭のかぎやで風節ですが今回は歌詞は名護親方のイロハ歌から 
「年寄ててやい 徒にするな 一事どもすれば 為どなゆる」 
山内先生の解説は 
「年をとったからと 言って言い訳をして いたずらに時間を過ごしてはいけません。一つの事でも実行すれば為になるのです」というものです。 
人は年をとるとなにかにつけて諦めを口にしがちですが、諦めずにまずやってみることの大切を述べています。 

今回の楽曲解説は「本部長節」です。 

けんしゃしゅしたれまへ (検者主したり前)  → 巡見官さま 
おとりつぎ しゃべら  (お取次しゃべら)  → お取次ぎお願いします。 
あまんよのしのぐ  (あまん世のしのぐ) → 豊年祭のシヌグ踊を 
おゆるしめしゃうれ   (お許し召しゃうれ) → お許しください。 

沖縄古典のファーブシ(端節)をあつめた野村流工工四の上巻には愛や恋をうたった歌も多いですが、庶民の生活をうたった曲も以外におおく、この本部長節などは首里王府から派遣され地方を見まわる巡見官に対して一生懸命にはたからきますから、庶民の楽しみである祭りを許してくださいという内容になっており、逆にいえばある時期、民衆の祭事が王府のまゆをひそめるほど派手になり、王府との軋轢が生まれたいたのかとも感じさせる内容になっており、またそのような内容が王府編纂の工工四に入っていること自体、なにか考えさせられるものが有ります。 

演奏技法のとして山内先生の解説はいつものように 
◎弦楽部分においては 
スカシビチー:演奏においては譜の奇数偶数に代表される強弱を基本に大弾(ウフバンチ)・中弾(チュウバンチ)・小弾(クバンチ)・抜音(ヌジオト)の4つ弾き方を区別して弾く。 
◎声楽部においては、それほど難しい節を使っていない構成であり、発声の基本である以下の 
上昇音 → 抜く声 
下降音 → 吐く声 
を基本にしてそれにミグイとよばる同音の振イの技法が所々につかわれているということなります。導入部のおけるカナの入れ方について掬いカナなどのカナ付けの技法についての解説は為になります。 
後半の組踊の三線演奏は今日で3回目で最後の公演です。 
山内・上條先生はもちろん美味いのですが、座主役のY氏が素人とはおもえないほど上手です。
これで終わるのが惜しいので次回は別の企画で是非また演奏を聞きたいものです。 
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-- 演奏曲目 -- 
かぎやで風 
長伊平屋節 
解説-世礼楽典を理解するために 本部長節 
本部長節 
本嘉手久節 
揚作田節 
湛水流-解説 
湛水流 諸鈍節 
野村流 諸鈍節 
執心鐘入-組踊 
金武節 
干瀬節 
七尺節 
散山節 
------------- 
懇親会のメニューはいつものてんてんファームの野菜たちを中心にヘルシー&豪華です。
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次回は2014年1月31日 内容は世礼楽典を理解するためには「本嘉手久節」の解説です。 


日時 2014年1月17日 
日 PM7:30 
歌・三線 山内秀吉 
琴 上条三枝子 
場所 首里山川町1-7 フローリスト花枝2階 
連絡先  090-1513-1285 meil tenten34@fs-hana.com 
お題 :世礼楽典を理解するために ちるれん節 - 組踊を歌う 2 - 
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冒頭のかぎやで風節ですが今回は 
歌詞は「下手から習て 秀れいもしゅゆる 及ばらぬとて思て 思衆するな」です。」 
山内先生の解説は「人はみな最初は下手なものです。だからこそ勉強して優秀になれるのです。心配いりません」というものです。 
三線を習い始めた頃は自分の歌の下手さに気が付かないほど無知で、むしろある程度時間が立って初めて自分が下手だと気が付きます。絶望に打ちひしがれそうになったときに、この言葉があれば人は前に進めるのかも知れません。 

今回の楽曲解説は「ちるれん節」です。 
なかなか歌う機会のない曲ですが、柳一鎖として柳節・天川節などともに新築祝の場などに歌われることがあるそうです。 
歌詞ですが 

こはうまが そろて  (子孫揃て)    → 子孫揃って 
ねがたごとかなて   (願たことかなて) → 願ったことが叶って 
おほぬしのひやくさい (大主の百歳)   → 今日は大旦那様の百歳の 
およわいしやべら   (お祝いしゃべら) → お祝いをしましょう 

※訳は「沖縄三線 節歌の読み方(大城米雄 編著)」を参照しました。 

歌は祝祭につかわれる曲だけあって目出度い言葉が並んでいます。 
なかなか特徴的なリズムをもつ曲ですが、とくにチルリン・チルリンという鈴が鳴る歌詞が耳に残ります。 
曲全体に難しい節回しがない、単純に声の上げ下げで構成されるている分、弾くうえでのスカシビチーと発声における抜く声の大事さがよくわかる解説でした。 
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-- 演奏曲目 -- 
かぎやで風 
長伊平屋節 
解説-世礼楽典を理解するために ちるりん節 
ちるれん節 
本部長節 
本嘉手久節 
湛水流-解説 
湛水流 ぢゃんな節 
野村流 ぢゃんな節 
執心鐘入-組踊 
金武節 
干瀬節 
七尺節 
散山節 
------------- 
模合もかねた懇親会は人数も多く、盛況でした。 
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写真でもありますが、ひさしぶりに季節の味であるナントウを食べ、その甘い味とゲットウの香りに懐かしさを覚えました。 
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次回は2014年1月24日 内容は世礼楽典を理解するためには「本部長節」の解説です。 


この日曜日に所属する金城倶楽部の新年会に参加するために国際通りの山ノ内ホテルに出かけました。 
6時からの開場で倶楽部員で上巻節と舞踊の松竹梅などを歌いました。 
そのあと食事をしました。 
夜に仕事があるのでノンアルコールビールでしたが、美味しかったです。
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時 2014年1月10日 
日 PM7:30 
歌・三線 山内秀吉 
琴 上条三枝子 
場所 首里山川町1-7 フローリスト花枝2階 
連絡先  090-1513-1285 meil tenten34@fs-hana.com 
お題 :世礼楽典を理解するために ごえん節 - 組踊を歌う - 
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ようやく記事が追いついて来ました。 
ライブ冒頭のかぎやで風の替え歌は 
「今年千年や 世果報年願ら 基地の無ん沖縄 ちゅくてぃいかな」 
知事の普天間基地の移設発言からでてきた替え歌ですが、先生の平和への思いのほどが伝わります。 
ライブでの解説ですが今回は2部制です。 
前半は前回やった坂本節を今回はパソコンが復調したので、もう一度解説のし直しです。 
内容的には前回の繰り返しですが、面白かったのが曲を分解すると前半の節が辺野喜節と同じだということで確かにそのとおりでした。 
そして難しそうにみえてものこりも繰り返し部分で構成されているということで、よくよく調べると曲の構成自体は難しいものではないということでした。 
それでもやはりミグイやネーイなどの喉使いが難しいとされる所以だということです。 
後半は「ごえん節」です。 
こちらは坂本節とちがい、祝の幕開けなどでよく演奏される曲です。 
歌詞ですが 

ご縁あておとぎゃ → ご縁があって兄弟に 
いきゃて嬉しさや → 会うことができて嬉しい 
打ち晴れて遊べ → 心置きなく遊びなさい 
我身も遊ば → 私も共に遊びましょう。 

※訳は「沖縄三線 節歌の読み方(大城米雄 編著)」を参照しました。 

いつものように曲を弦楽部と声楽部にわけて、最初は弦楽部についての説明で最近はいつも説明している工工四の升目の奇数偶数についての強弱の弾き方について大弾・中弾・小弾・抜音の説明があります。 
そのあと声楽部について説明です。 
琉球古典音楽の声楽について重要な以下の発声について実際に実演しながら説明していきます。 

・息を抜いて上げる 
・押さえて振り上げ 
・居し仮名 
・持ち振り上げ 
・ネー井 
※このネー井の説明についてはかなり細かい説明が入ります。 
いずれも言葉で解説するのはちょっと大変なのでできれば直接聞いてもらったほうが良いです。

祝の席でもよく歌われ、私も何の気なしに歌っているごえん節ですが、実際細かく解説していくと細かいテクニックの塊でした。 
それでも坂本節にくらべるとなぜか歌いやすく感じるのは曲にアクセントがあるからも知れません。 
あと大事なことで工工四では老乙合と旋律があった場合、工工四では記述してあっても老と乙はどちらか一方しか歌ってはいけないということです。 
これは琉球旋律の決まりごとなので、工工四だけをみて歌うと間違った歌い方になるという事だそうです。 

プログラムの最後は組踊の執心鐘入を唱えと歌で前半の場面を山内先生と上條先生の二人で演奏しました。 
唱えなど見後にお二人で掛け合いして、劇中歌の金武節や干瀬節などなかなか見事に演じていました。 
短い時間でおふたりとも凄いです。 
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-- 演奏曲目 -- 
かぎやで風 
長伊平屋節 
解説-世礼楽典を理解するために 坂本節(2) 
解説-世礼楽典を理解するために ごえん節 
ごえん節 
ちるれん節 
本部長節 
湛水流-解説 
湛水流 首里節 
野村流 首里節 
執心鐘入-組踊 
金武節 
干瀬節 
------------- 
懇親会では馬肉が出てきました。 
先週の鹿肉とあわせて目出度いですね。しかし味はうまかった(馬勝った)ですかね。 
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次回は2014年1月17日 内容は世礼楽典を理解するためには「ちるれん節」の解説です。 
幕開けの古典斉唱です。 
自分が一番年若く、他の方はみな先輩ばかりですが、頑張りました。 
そのあと撮影班としてカメラ片手に会場を写して回りました。
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日時 2014年1月3日 
日 PM7:30 
歌・三線 山内秀吉 
琴 上条三枝子 
場所 首里山川町1-7 フローリスト花枝2階 
連絡先  090-1513-1285 meil tenten34@fs-hana.com 
お題 :世礼楽典を理解するために 坂本節 - 賀正に歌う - 
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今回のライブは年も明けて、新年会もかねてライブです。 
あつまった観客で御前風を一部歌詞を替えて声をそろえて唄います。 
みなさん良い声をしていてなかなか雰囲気のある幕開けになりました。 
さて今回の勉強会のお題は坂本節です。 
坂本節もどちらかというと、上巻節では、あまり演奏されない部類の曲になります。 
まず歌詞を訳すると 

坂本のいべや → 坂本の拝所は 
だんぢょとよまれる → なるほどひょうばんになる。 
よよぎょらが一本 → マーニが一本 
こばの三本 → 久葉が三本と見事な釣り合いである。 

不思議な歌詞ですが、どうやら奄美大島にある拝所のことを謳っているようです。 

※訳は「沖縄三線 節歌の読み方(大城米雄 編著)」を参照しました。 

いつものように曲を弦楽部と声楽部にわけて、最初は弦楽部についての説明で最近はいつも説明している工工四の升目の奇数偶数についての強弱の弾き方について大弾・中弾・小弾・抜音の説明があります。 
そのあと声楽部について説明です。 
琉球古典音楽の声楽について重要な以下の発声について実際に実演しながら説明していきます。 

上吟(持吟)もしくは旋律昇温は 息を抜く、細くする、声を小さくしていく 
下吟(居吟)もしくは旋律降音は 息を吐く、太くする 
今回の坂本節については特徴的な部分としてフイとミグイとネーイについての説明が今回は珍しかったです。 
いずれも喉使いで野村流音楽の特徴を示すテクニックです。 
この喉使いと上げ下げの息遣いの組み合わせが声楽の一つの肝になります。 
坂本節が敬遠されるのには、このあたりの微妙さが難しさが原因かもしれません。 
今回はパソコンの不調で解説が中途半端になりました。 
来週に一部持ち越しだそうです。 
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-- 演奏曲目 -- 
かぎやで風 
恩納節 
長伊平屋節 
中城はんた前節 
こてい節 
解説-世礼楽典を理解するために 坂本節 
坂本節 
ごえん節 
ちるれん節 
湛水流-解説 
湛水流 作田節 
仲風節 
述懐節 
------------- 
懇親会は新年会も兼ねているので参加者も多く、賑やかなものになりました。 
しかし鹿の生肉は美味しいのですが噛み切るのに難儀しました。 
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次回は2014年1月10日 内容は世礼楽典を理解するためには「ごえん節」の解説です。 

2014年 謹賀新年

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明けましておめでとうございます。
今年は教師試験をめざして頑張りたいと思います。

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