2013年12月アーカイブ

日時 2013年12月27日 
日 PM7:30 
歌・三線 山内秀吉 
琴 上条三枝子 
場所 首里山川町1-7 フローリスト花枝2階 
連絡先  090-1513-1285 meil tenten34@fs-hana.com 
お題 :世礼楽典を理解するために 本散山節 - 忘年の宴 - 
tenten-8001101-2014年01月14日 13時27分.jpg
今回のライブは年の瀬も押し詰まり、忘年の宴と称して忘年会です。 
御前風の歌詞はすべて替え歌です。 
さすがです。 
さて今回の勉強会のお題は本散山節です。 
この曲は女性は良く歌うの曲らしいですが、やはり上巻節のなかでもあまり弾くことが少ない曲らしいです。 

まず歌詞を訳すると 

近さたるがけて → 近いことを当てにして 
油断どもするな → 油断するな 
梅の葉や花の → 梅の葉は花の (梅の花が散った後にでてくる葉は) 
匂いや知らぬ → 匂いを知らない(そこにちょっと前に花が咲いていたことを知らない) 

※訳は「沖縄三線 節歌の読み方(大城米雄 編著)」を参照しました。 

いつものように曲を弦楽部と声楽部にわけて、最初は弦楽部についての説明で最近はいつも説明している工工四の升目の奇数偶数についての強弱の弾き方について大弾・中弾・小弾・抜音の説明があります。 
そのあと声楽部について説明です。 
本散山節でつかわれる工工四の声楽記号について一つ一つ説明していきます。 
このあたりの毎回の細かさが実に実演家でありながら理論家の面をもつ山内先生の面目躍如といったところです。 
説明の結果この曲はそれほど細かいテクニックが必要でなく、曲の骨格は中巻の古節にもつうじる上げ・下げ吟中心の曲であるとの事です。 

これを先生は「居し持ち吟中心の音曲」と定義付けています。 

上吟 持吟 息を抜く、細くする ※声を小さくしていくといっても良い 
下吟 居吟 息を吐く、太くする 

曲自体が声の上げ下げを中心にできていますので、そのまま歌うと退屈な曲になってしまいます。 
そこで上記の息遣いをしっかり使うことで、曲にメリハリを与えることが歌いこなしに重要であるということです。 
tenten-800536-2014年01月14日 13時27分[1].jpg
-- 演奏曲目 -- 
かぎやで風 
恩納節 
金武節 
中城はんた前節 
こてい節 

解説-世礼楽典を理解するために 本散山節 
本散山 
坂本節 
ごえん節 
湛水流-解説 
湛水流 暁節 
野村流 暁節 
仲風節 
述懐節 
------------- 
懇親会は野菜やアグーのしゃぶしゃぶ鍋、日本酒の新酒などもで豪華でいつものように賑やかでたのしいものでしたが、最後に自分の誕生日ということでバースディケーキがでてきてちょと感動でした。 
tenten-800536-2014年01月14日 13時27分.jpg
次回は2014年1月3日 内容は世礼楽典を理解するためには「坂本節」の解説です。 

ちょっと過去情報になりますが、まとめてアップしていきます。 

第274回ライブ空間「てんてん」金曜ライブ報告 
日時 2013年12月20日 
日 PM7:30 
歌・三線 山内秀吉 
琴 上条三枝子 
場所 首里山川町1-7 フローリスト花枝2階 
連絡先  090-1513-1285 meil tenten34@fs-hana.com 
お題 :世礼楽典を理解するために つなぎ節
tenten-8001101-2014年01月14日 12時14分.jpg
ライブ冒頭のかぎやで風の替え歌は程順則(ていじゅんそく)のいろは歌の格言の"ほ"から。 
「蛍火の影に 墨習てでんす 油断さん者と 沙汰や残る」 
先生の説明では 
『蛍の光であっても、勉強しようと独力する人こそ、功績を残せるのです』 
と解説していただきました。 
まさしく「蛍の光 窓の雪」の歌詞のもとになった格言かもしれません。 
さて今回の勉強会のお題はつなぎ節です。 
この曲は上巻節のなかでもあまり聞く事が少ない曲です。 
実際師事している金城先生からも歌いにくい曲であるときき、実際歌ってみると高音も多く、難しい割にはピンとこない感じがあり、その意味では難しい曲かもしれないと思いました。 

まず歌詞を訳すると 

あたりをやうみやり → 裏の畑の芭蕉の葉を紡いで 
はたいんぬのおやり → 二十読み(細かな糸)の布を織り 
たまこがねさとが → 大事なあの方の 
みしよよすらね → 衣装を仕立てよう 

※訳は「沖縄三線 節歌の読み方(大城米雄 編著)」を参照しました。 

いつものように曲を弦楽部と声楽部にわけて、最初は弦楽部についての説明です。 
工工四の升目の奇数偶数についての強弱の弾き方について 

1.奇数の大文字 → 大弾(ウフバンチ) 
2.偶数の大文字 → 中弾(チュウバンチ) 
3.小文字 → 小弾(クンパチ) 
4.抜音 → ヌジオト 

の説明が有りました。 
一般的な野村流の工工四においては1.と3.については割りと理解できると思うのですが2.の中弾の概念が新しいと思います。 
さらに4.のヌジオトについては解釈がかなりちがっており、通常の野村流工工四の解釈では非常に特殊な場面でしか使われないテクニックとなっていますが、山内先生の演奏技法では重要なテクニックの一つとなっています。 
これら弦楽部の非常に繊細な技法により、過去先達の方々が言われる「スィカシビチー」というのが実現されるというのが、山内先生の琉球古典演奏法の重要なテクニックの一つです。 
発声の基本についても強弱理論を根底に上げ吟と下げ吟についての解説があり、最近とくに強調されるのが 
上げ吟(持吟)・旋律昇音においては一般的には音を上げると解釈されているが、むしろ息遣いに注目して息を抜き(裏声的発声!)ながら発声することの大事さ 
下げ吟においても声を下げる時に声を吐く(太くする)ことの重要性について述べていました。 
※特に野村流工工四で赤字と黒字に書かれている意味を再解釈することの重要性に注目です。 

つなぎ節全体にいえることは特に振り上げにおける声の抜き方や下げる時の声の吐き方などにより、曲調の典雅さがきまるというところかもしません。 
女性の情感を歌う歌のなので、高い音域の歌だからといって声を張り上げてしまうとせっかくの雰囲気が壊れてしまうと言うことだと思います。 
それにしても最初は難しくて馴染めない曲だったのですが、山内先生が何回か歌うのを聞いているうちに良い曲だとおもえるようになったのは良かったかも知れません。 
まあ自分にはまだ難曲として歌えないのですが・・・・。 
tenten-800536-2014年01月14日 12時14分[1].jpg
-- 演奏曲目 -- 
かぎやで風 
長伊平屋節 
解説-世礼楽典を理解するために つなぎ節 
つなぎ節 
本散山 
坂本節 
湛水流-解説 
湛水流 諸鈍節 
野村流 諸鈍節 
でんさ節 
干瀬節 
子持節 
散山節 
------------- 
寒くなり懇親会のメニューも沖縄風おでんが出ました。 
豚肉や昆布など野菜もたっぷりで実に美味しかったです。 
tenten-800536-2014年01月14日 12時14分.jpg
次回は2013年12月27日 内容は世礼楽典を理解するためには「坂本節」の解説です。 
年も明けてだいぶ経ちましたが、昨年の年末から新しく始めた仕事などもあり、なかなか身辺情報を整理できませんでした。 
ちょっと過去情報になりますが、まとめてアップしていきます。 

第273回ライブ空間「てんてん」金曜ライブ報告 
日時 2013年12月13日 
日 PM7:30 
歌・三線 山内秀吉 
琴 上条三枝子 
場所 首里山川町1-7 フローリスト花枝2階 
連絡先  090-1513-1285 meil tenten34@fs-hana.com 
お題 :世礼楽典を理解するために 仲間節 
tenten-8001113-2013年12月12日 18時03分.jpg

ライブ冒頭のかぎやで風の替え歌は程順則(ていじゅんそく)のいろは歌の格言の"に"から。 
「憎さある人も 憎さともするな 肝の道筋や 広く開けれ」 
先生の訳では 
『どんなに嫌い嫌いという人でも嫌いにならずに、心は広くもちなさい』 
と解説していただきました。 
なかなかその心境に達するのは大変ですが、たしかに実際にかんがえると生きていくうえでそうそう人を憎み続けることは出来ないわけで、そうであれば最初からそれをうけいれることも度量の一つかもしれません。 
さて今回の勉強会のお題は仲間節です。 
この曲は先生が好きな曲のようで、仲村渠節とともに良く歌われます。 

まず歌詞を訳すると 

我が身抓で見ちど → 自分の体をつねってこそ。 
よその上や知ゆる → 他人の痛さがわかる。 
無理するな浮世 → 無理な生き方をするのではない。 
情けばかり → 情けを心がけて浮世は渡りなさい。 
※訳は「沖縄三線 節歌の読み方(大城米雄 編著)」を参照しました。 

歌全体を地声の低音でゆったりと歌う曲であり、有名な金武良仁先生が早く年を取って仲間・仲村渠節をうたってみたいと言わせるほどの曲です。 
曲の内容もふくめて大人の曲だなあというのが感想です。 
実際過去においては新聞社主催のコンクールでは最高賞の課題曲になったことある名曲です。
演奏についての解説で印象的だったのは、工工四における弦楽部における奇数偶数の升目の強弱の役目について実際に奇数の升目の弦を引いて歌った場合と偶数の升目をつかって歌った場合の比較で、以下にメイン旋律としての奇数役割が大切か判りました。 
声楽部の記号の説明については上げ吟と下げ吟における抜く声と吐く声の重要性について話されていました。 
この声の濃淡に振いやミグイなどの細かい節回しが入っていく古典の特徴を述べられていました。 
そして発声練習の声のだしかたについて実際ライブで実演していました。 
古典の演奏でこれだけ声にこだわる内容も珍しいかもしれませんが、重要にポイントだと思います。 
その他、日頃歌い込んでいるだけに各節回しに対する細かい声楽技法の繊細さは驚嘆すべきレベルです。 
琉球古典音楽の驚異的な奥深さに触れることができた、とても有意義なライブでした。 

-- 演奏曲目 -- 
かぎやで風 
長伊平屋節 
解説-世礼楽典を理解するために 仲間節 
仲間節 
つなぎ節 
本散山 
湛水流-解説 
湛水流 ぢゃんな節 
野村流 ぢゃんな節 
白浜節 
干瀬節 
子持節 
散山節 
------------- 
次回は2013年12月20日 内容は世礼楽典を理解するために「つなぎ節」 

さる8日の日曜日、ホテル ハービービューでひらかれた第48回琉球古典コンクール授賞式に参加しました。 
tenten-800536-2013年12月11日 20時26分.jpg
最近夜勤で仕事をはじめたので、起きるのが大変でしたが、なんとか準備して壺川にあるホテルへ。 
新人賞のときも参加したので、まあ全体のながれは判ります。 
式場は踊りなどもふくめた全ての受賞者が対象なので、実に華やかです。 
tenten-800536-2013年12月11日 20時27分.jpg
何人かコンクールやその後の催しでしりあった方もおり、時間はかかりましたが、とりあえず壇上にあがり賞状と盾をうけとりました。 
このあとたしかに懇親会で立食パーテイがあるはずなのですが、とにかく眠たくて早々に退去しました。 
これで八月のコンクールからの公式の行事は終わりです。 
これから来年の教師免許にむけて心を引き締めて頑張らないといけません。 
tenten-800536-2013年12月11日 20時26分[1].jpg
時 2013年12月6日 
日 PM7:30 
歌・三線 山内秀吉 
琴 上条三枝子 
場所 首里山川町1-7 フローリスト花枝2階 
連絡先  090-1513-1285 meil tenten34@fs-hana.com 
お題 :世礼楽典を理解するために 仲順節 - 居し持ちの仲順節 - 
tenten-8001119-2013年12月10日 02時51分.jpg
いつものように歌われるかぎやで風の替え歌は程順則(ていじゅんそく)の格言から。 
「恥ゆうみちみり 朝夕物事に 我肝修めゆる 要ともり」 
先生の訳では 
『「恥」について深く考えなさい。自分の行いを反省して心に留めるのですよ。』 
と解説していただきました。 
この場合はの「恥」いろいろな意味に解釈できるのですが、なかなかに意味深な言葉だと思います。 
tenten-800536-2013年12月10日 02時51分.jpg
さて今回の勉強会のお題は仲順節です。 

まず歌詞を訳すると 

別れても互いに → 別れてもお互いに 
御縁あてからや → ご縁があるからには 
糸に貫く花の → 糸に貫かれた花が 
切れてのきゅめ → 切れないように、私達の縁もきれるものではありません。 

※訳は「沖縄三線 節歌の読み方(大城米雄 編著)」を参照しました。 

男女の別れについて機微を歌った歌です。 

前回もおつたえしましたが、低音部の多い、じつに静か、私のような声の軽い者からすると歌いづらく、しかし上手く歌えば心に染み入るような雰囲気をもった曲です。 
実際にところこの曲には野村音楽協会の工工四には三線の一番下の男弦の開放弦の合より二つ下の音、才と勺が出てきます。解説には弦下の音とよばれていた音で、声楽部でつかわれる通常はなかなか出会わない低音です。私自身は、仲順節の難しさはそこにあるのかと印象で考えていました。 
しかし山内先生により実際は歌のテクニックとして居し待ち吟とよばれる節回しの難しさによるものだということです。 
解説を聞いていると、とくに低音における弦と歌の音程をわざとずらしている所、低音部においても上げるときには抜く声を使うところなどの解説が印象に残りました。 
それらの解説を聞きながら改めて山内先生の歌を聞くと、これまで仲順節に感じていた印象がかわりました。 
これまではどちらかというと太い筆で真っ黒の墨を白い紙の上にガッツリとかかれた男性的な感じでした。 
それが先生の歌を聞くと、同じ白黒でも墨絵のように美しい濃淡のある奥深い絵のような印象です。 
歌詞から考えたらむしろこちらの印象の方がより歌の理解としては近いのかもしれません。 

-- 演奏曲目 -- 
かぎやで風 
長伊平屋節 
解説-世礼楽典を理解するために 仲順節 
仲順節 
仲間節 
つなぎ節 
湛水流-解説 
湛水流 首里節 
野村流 首里節 
花笠節 
安里屋節 
散山節 
仲風節 
述懐節 
------------- 
本日観客に若い芸大生の方がきていて、あとで高江洲先生も参加、なかなか賑やかな懇親会となりました。 
次回以降も参加するとのことなので、実に楽しみです。 
tenten-800536-2013年12月10日 02時51分[1].jpg
tenten-800536-2013年12月11日 19時34分.jpg
今回の懇親会ででた面白い料理、紅芋のウムクジ天ぷら?イモの香りが高く、美味しかったです。 
これもてんてんファームの出来との事。
次回てんてんライブは2013年12月13日です。
お題は「仲間節」、ライブ+懇親会で2000円です。
琉球古典に興味がある方はぜひどうぞ。
tenten-8001113-2013年12月12日 18時03分.jpg
日時 2013年11月29日
日 PM7:30 
歌・三線 山内秀吉 
琴 上條三枝子 
場所 首里山川町1-7 フローリスト花枝2階 
連絡先  090-1513-1285 meil tenten34@fs-hana.com 
お題 :世礼楽典を理解するために -瓦屋節- 
tenten-8001113-2013年12月03日 19時11分.jpg

ライブ冒頭のかぎやで風の替え歌は【程 順則 ていじゅんそく」のいろは歌から2首目です。
歌詞は 
「櫓舵定めてど 船も走らしゅる 寸分はじらすな 肝の手綱」 
私の訳だと 
「櫓や舵をしっかり定めて 船は走ることができます。迷わずしっかり 心の手綱はにぎっておくことだ」 
となるでしょうか。 なにか思い定めたら心はしかりぶれたらいけないよということでしょうか。 

今回の古典のお勉強会の課題曲は瓦屋節です。 
中秋の名月のした舞踊曲として、踊りとともに謳われる叙情的な歌の代表曲です。
まず歌詞を訳すると 

からやつぢのぼて  (瓦屋頂登て)    → 瓦屋の丘の頂に登って
まはいむかてみれば (真南向かて見れば) → 南のほうを見ても
しまのらどみゆる  (島の浦ど見ゆる)  → 村は見えるが
さとやみらぬ    (里や見らぬ)    → 恋しい夫の姿はみえない。 

※訳は「沖縄三線 節歌の読み方(大城米雄 編著)」を参照しました。 

この歌にはある説話があり、豊臣秀吉の時代、朝鮮半島から多くの陶工が日本につれて来られ、その一部は琉球にも来た。その陶工が国にかえるかわりに美しい人妻を自分の自分のものにして琉球に残った。歌はその奪われた人妻が元の夫を慕っての情景を歌ったものだという。
琉球古典の歌詞のなかには、歴史の鮮やかな断面が、垣間見える時がありますが、この歌もその一つでしょう。
山内先生の解説によるとこの歌はヘ長調的音階でできているそうです。三線の演奏技法でも初心者から始まり、この歌ぐらいからそれまでの男弦を基音とする演奏から中部位とよばれる中弦を基音とする演奏を覚えることになると思います。
最近先生が盛んに強調するスカシビチーの演奏技法と音声が上昇して場合の抜く声などの効果がよくわかる歌の一つかも知れません。
tenten-800536-2013年12月03日 19時12分.jpg
-- 演奏曲目 -- 
かぎやで風 
長伊平屋節 
解説-世礼楽典を理解するために 瓦屋節 
瓦屋節 
仲順節
仲間節
湛水流-解説 
湛水流 作田節 
野村流 作田節 
汗水節
散山節
仲風節
述懐節
------------- 
来週のてんてんは「仲順節」の解説です。
この歌は低音中心で自分的にはとっつきにくい曲だなぁと思っています。
その見方が変わることを期待しています。
てんてんライブでは毎週金曜日、琉球古典音楽の生ライブ演奏を行っています。
2時間のライブと懇親会込で2000円です。
琉球古典音楽に興味のある方の参加をお待ちしています。
tenten-800536-2013年12月03日 19時12分[1].jpg
日時 2013年11月22日 
日 PM7:30 
歌・三線 山内秀吉 
琴 上條三枝子 
場所 首里山川町1-7 フローリスト花枝2階 
連絡先  090-1513-1285 meil tenten34@fs-hana.com 
お題 :世礼楽典を理解するために -出砂節- 
tenten-8001101-2013年12月02日 19時29分.jpg
ライブ冒頭のかぎやで風の替え歌、今回から琉球王朝時代の有名な思想家【程 順則 ていじゅんそく」の言葉を使うとの事。いろは歌として58あるそうですから、しばらくは続きそうです。
今回のかぎやで風の歌詞は 
「意見寄事や 身の上の宝 耳の根よ開けて 肝にとまれ」 
私の訳だと 
「人からの意見は 自分にとって宝である 耳をそだて 心にきざみつけなさい」 
となるでしょうか。 何事も人の意見をよくききなさいと云うことですね。

今回の古典のお勉強会の課題曲は出砂節です。 
練習でもうたいますが、協会の集まりなどでよく謳われる曲です。
まず歌詞を訳すると 

出砂のいべや    → 出砂の拝所は
泉抱きもたへる   → 泉を抱くよう鎮座している。
思子抱きもたへる  → (そのように)愛児を抱いて得意顔の
殿内里之子     → 若旦那様だ。

※訳は「沖縄三線 節歌の読み方(大城米雄 編著)」を参照しました。 

とてもかりゆしな歌詞でお祝いの席などに謳われるのもうなずけます。
山内先生の解説を聞くとただそれだけではなく、この曲がさなざまな節まわしのパターンをまんべんなく含む、とてもバランスの良い曲だということが判ります。
そして高いところはついつい張り上げ声を出しがちですが、しっかりと息抜きの声を歌うことの大切さも解説でよく判りました。
現在このうたの名前にもなっている出砂島はアメリカ軍の射爆場になっているそうです。
平和で幸せな歌詞のこの歌にはつくづく似合わない現実がそこには有ります。
tenten-800536-2013年12月02日 19時29分[1].jpg
-- 演奏曲目 -- 
かぎやで風 
長伊平屋節 
解説-世礼楽典を理解するために 出砂節 
なからた節
瓦屋節 
しょんがない節
湛水流-解説 
湛水流 暁節 
野村流 暁節 
伊佐ヘイヨー節
仲風節(二揚げ下出し) 
述懐節(二揚げ下出し) 
------------- 
懇親会ででる料理のなかで、いつも別格だと思う料理があります。
それはサラダ、野菜はてんてんファームで山内先生が手ずから育てたもので新鮮で美味しい。
めずらしい野菜も有りますしね。
それになによりドレッシングが美味い。先生の特製のドレッシングはもう格別でサラダがなにか格別の料理に返信します。
tenten-800536-2013年12月02日 19時29分[2].jpg

ウェブページ

Powered by Movable Type 5.13-ja

このアーカイブについて

このページには、2013年12月に書かれたブログ記事が新しい順に公開されています。

前のアーカイブは2013年11月です。

次のアーカイブは2014年1月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。