2013年4月アーカイブ

第240回ライブ空間「てんてん」金曜ライブ報告 
日時 2013年4月26日 
日 PM7:30 
歌・三線 山内秀吉 
琴 上条三枝子 
場所 首里山川町1-7 フローリスト花枝2階 
連絡先  090-1513-1285 meil tenten34@fs-hana.com 
お題 :世礼楽典を通して 首里節の考察 
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今回の講義のお題は「首里節」です。 
中巻前の5節(作田節・ぢゃんな節・首里節・諸鈍節・暁節)の3番目になります。 
これから書くことは、山内先生の講義内容ではなく自分の私見です。 
最初、この5節のなかではもっとも変化の無い、あまり魅力的ではないと思っていた曲です。 
しかし山内先生から、実はこの首里節こそもっとも古節らしい曲のひとつであるとの事です。 
作田節の荘重 
ぢゃんな節の慕情 
しょどん節の激情 
暁節のなさけ 
などそれぞれの曲には大きな特徴があると思いますが、この首里節はそれほど高い音高が必要されるわけでもなく、またリズムも極端に早かったり遅かったりすることもない、いとも簡単に演奏ができそうに思われます。 
確かに最初は簡単な曲だとたかをくくっていましたが、そこがクセモノでした。 
首里節は一見平凡のようにみえるなかに、実に細やかな表現を必要する曲だったのです。 
たとえば声楽譜の五の音高について考えます。 
通常の曲であれば五の音はその上の六七八への通過音であり、とくに難しい音ではありません。 
しかし首里節の場合、この五がほぼ最高音です。 
一見するとなんだこんな低い音高が最高音だなんて、簡単に歌える・・・・と勘違いしそうになります。 
その実は五を出してみると、なんか先生の歌う五が出ないとあわててしまいます。 
最初はわからなかったのが、そのうちこの五はただの音ではなく、詠嘆の表現として音だということが判ります。つまり通常の声の表現ではなく、喉を膨らまして、嗚咽する空気のもれるような音を歌で表現しないといけないということです・・・・。 
こんな事がそこいらに織り込んであるのが首里節というやつなんです。 
つまり平凡なのではなく、あまりに繊細な表現なので、聞く、歌う耳をもたないものには、そう聞こえてしまうという恐ろしく奥が深い曲だということです。 
山内先生の講義ではそのあたりも踏まえて、とくに実技における節回しや、湛水流にもつうじる工工四の特徴的なフレーズについて説明が有りました。 

-- 曲 目 -- 
かぎゃで風節 
長伊平屋節 
湛水流&野村流「暁節」 
二揚 干瀬節 子持節 散山節 
二揚 仲風節 述懐節 
二揚 百名節 
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次回は大人気ので難しい二揚の名曲「仲風節」です。 
この曲を歌いたくて、古典に入門した人もいれば、その曲で古典を諦めた人も居るかも 


4月19日から22日の間神奈川に旅行に行きました。 
目的は川崎沖縄県人会の主催するイベント「綾心」に参加するためでした。 
19日の金曜日に沖縄を出発してt\神奈川到着、20日の土曜日が本番です。
場所は川崎市にある沖縄労働文化会館です。
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当日は舞台では歌三線の演奏が続き、私も地謡でちょっと参加しました。 
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しかし本来の仕事は会場の後ろでお店を出すことでした。 
そう初めてのお店体験です。 
実は綾心が開催されている沖縄県人会館内の沖縄物産コーナーの一角に、自分たちが運営している宇栄原三線協会の商品が展示されているのです。 
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さらにコーナーには「うえばる三線」というお店の名前もつけているので、イベント当日は「うえばる三線」として初めての出店となります。 
綾心のイベントの中では三線なんでも相談という名前で、プログラムを受け持ちました。 
出店したときには、お客様がくるのかどうか心配でしたが、結構いろいろな方が相談に来てくれて楽しかったです。 
とくに三線が売れたわけではないのですが、いろいろ内地の状況が判ってたのしい一日でした。 
日曜日は二日酔いの頭をかかえて、ふらふら歩きまわり、月曜日には沖縄に帰って来ました。 
なんか目が回る一日でした。


第238回ライブ空間「てんてん」金曜ライブ報告 
日時 2013年4月12日 
日 PM7:30 
歌・三線 山内秀吉 
琴 上条三枝子 
場所 首里山川町1-7 フローリスト花枝2階 
連絡先  090-1513-1285 meil tenten34@fs-hana.com 
お題 :世礼楽典を通して ぢゃんな節の考察 
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今回の講義のお題は「ぢゃんな節」です。 
中巻前の5節(作田節・ぢゃんな節・首里節・諸鈍節・暁節)の2番目。 
優しいメロディーと情感あふれる古節ですが、なんといっても個人的には今年八月のうける「琉球新報芸能コンクール」の三線の部、優秀賞の課題曲の一つです。 
山内先生の心遣いで今回の企画が実現しました。 
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解説の内容ですが、まずは楽曲の解説として、別れた女に対する追憶の情というのがテーマにあり、それを表現するための具体的な工工四の解説と進みます。 
まずは基本である運指や勘所などの演奏方法の確実さ、声楽の節回しの解説、演奏におけるスィカシビチーと定義される三線演奏方法の理解などなど、実にためになる内容でした。 
ビデオでとったこの内容を毎日繰り返して頭のなかに叩き込みたいと思います。 
-- 曲 目 -- 
かぎゃで風節 
仲間節・仲村渠節・赤田花風節 
湛水流&野村流「ぢゃんな節」 
二揚    干瀬節 子持節 散山節 
二揚  仲風節 述懐節 
二揚下出  仲風節 
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演奏後の懇親会もいつものように楽しく過ごせました。
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次回は私の受験の課題曲その2で2揚の代表曲「干瀬節」・・・しかし当日は用事で聞くことができません。残念ですが、ビデオをお願いしてあとで確認するしか方法が無さそうです。 



第237回ライブ空間「てんてん」金曜ライブ報告 
日時 2013年4月日 
日 PM7:30 
歌・三線 山内秀吉 
琴 上条三枝子 
場所 首里山川町1-7 フローリスト花枝2階 
連絡先  090-1513-1285 meil tenten34@fs-hana.com 
お題 :世礼楽典を通して こてい節の考察 
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今回の講義のお題は「こてい節」です。 
上巻節の中にある一曲です。 
普通上巻には端節(ファーブシ)とよばれる、比較的短く、しかし非常に高度な節回しが必要とされる曲が多いです。 
そのなかでこてい節は特別な構造を持っています。 
山内先生の解説で、曲の構造から、それが何なのか、説明されます。 
結論をいうと、こてい節は上巻に入ってはいますが、実際の曲の構造から中巻の古節(ウフブシ)に近い構造をもっているということが判ります。もっともウフブシの高度な曲構造からすると古節といいながら、実際は近世につくれたのではないかとの説があります。 
こてい節を例えるとき、端節の華麗さよりも、古節を形容する荘厳さのほうが似合っています。 
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-- 曲 目 -- 
かぎゃで風節 
花風節・本花風節・赤田風節 
湛水流&野村流「首里節」 
本調子    仲風節 述懐節 
二揚     仲風節 述懐節 
二揚下出  仲風節 述懐節 
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次回は先生が私の受験の課題曲を取り上げてくれました。次回は「世礼楽典を通して ぢゃんな節の考察 」となります。かなり長丁場になりそうと先生がおっしゃいましたが、私は今からワクワクしています。 
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この日曜日の31日は、タダ券が2枚もてに入りました。 
いつも日曜日の午後は三線の練習ですが、山内先生の運転する車でまずは浦添の国立劇場におでけです。演目は組踊「大川敵討」です。午後2時の開演にはまにあいませんでしたが、最初は斉唱の「かぎやで風」「御縁節」「揚作田節」だったので、まあ少し遅れてもちょっと安心。 
演目は 
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1.「かぎやで風」「御縁節」「揚作田節」 -斉唱- 
2.舞踊「天川」 
3.組踊「大川敵打」 
となります。 
この大川敵討は2時間もある長尺ものの組踊です。 
しかしさすがに伝統組踊保存会国指定40周年公演とのことで、照喜名先生や西江先生などのそうそうたるメンバーが参加しているだけあり、芸は確かでした。前半こそすこし長台詞がおおくて、すこし退屈しますが、中盤から後半にかけてはグイグイと物語が進みます。 
結構楽しめました。 
組踊がおわったのが5時、ここから高速でうるま市にいき、市民芸術劇場橙ホールにて第8回湛水流保持者・伝承者公演「湛水の響」を聞きに行きました。 
日頃練習している山内先生の首里湛水流とは別の中部湛水流です。 
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演目は 
1.斉唱 首里節・早作田節(下出) 
2.創作舞踊 初穂(作田節) 
3.独唱 揚作田(下出) 
     揚作田(揚出) 
4.舞踊 赤田花風 早作田節(揚出) 
5斉唱 暁節 
6.独唱 ジャンナ節 
7.独唱 諸鈍節 
8.斉唱 作田節・早作田節(揚出) 
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全体の印象はやはり世礼先生が採譜したこともあり、首里湛水流より、より野村流に近い歌い方になっている気がしました。 
比較して聞ける自分はちょっと幸せものかも知れません。 


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