2010年11月アーカイブ

21日の日曜の夜は工房の先生や友人のおじさんたちを引き連れて全琉球民謡協会主催の民謡発表会「うた遊び」を鑑賞してきました。 
近くの飲み屋の女将さんが、属していて、日頃お世話になっているのでチケットを購入した次第です。 
工房の新垣先生はパンフに広告を出したので、チケットが数枚あるとのことで、工房に出入りしている友人のおじさん達も引き連れて一緒におでかけです。 
場所は糸満市の糸満市農協環境改善センターとのことで、20分ほど夕方の道を走ってつきました。 
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会場のホールは結構広く、折りたたみ椅子をならべて観劇になります。 
開演は6時からでしたが、この手の民謡協会は沖縄には結構あるのですが、どくとくの情緒があってこれもまた楽しです。 
全部で3時間ほどの発表会でした。 
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最初は各研究所の発表がおおく、玉石混同といったところです。 
だんだん退屈してきたところで途中からプロの唄者の独唱がはいりはじめて、さすがに巧いと唸らせます。 
しかし音響がひどく、またいらない伴奏(シンセサイザー!!)がおおくて、結構気になりました。 
それでも国吉真勇・大城勲・喜屋武均などの男性陣の唄者が実にすばらしかったです。 
帰りの車でみた夜空の月が実に美しかったです。 
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オリジナル三線の店 「天保三線店
http://www.sansinya.jp/
11月21日の日曜日の昼ですが、県立美術館で開かれた沖縄三線展示会「匠・三線の世界」を見に行きました。 
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三線工房の新垣先生と一緒です。 
車で新都心にある県立博物館まで20分ほど走ります。たったばかりのモダンな博物館の入り口をくぐり1階のフロアの一角に設けられた提示会場に足を運びます。
結構盛況で、みなさんただならぬ目つきで展示された三線をながめています。 
主催は最近結成された沖縄三線製作事業協同組合です。 
属する三線工房のうち15名の職人さんの作品を展示しています。 
会場をみるとなるほど50本近いさまざまな三線が並んでいて壮観です。 
うちの先生の工房は組合に所属していないのですが、やはり長くこの業界にいて顔がひろいのか、組合の偉い先生たちと早速挨拶してます。 
この手の展示会だと三線はただながめるだけでつまらないのが普通ですが、この展示会では一部を除いてほとんどの三線が手に触って弾くことができました。 
これはちょっと素敵でした。 
いずれも各工房が腕によりをかけて製作した黒木の一品ばかり、結構な数の三線をためし弾きして、これは良いとか、それほどでもないとか、すごい楽しめました。 
その中でも工房でいつも本皮を張りにだしている親泊先生の工房の三線が良く鳴っていました。棹も嫌になるほどの銘木だというのが、すぐにわかります。多分値段を聞いたら恐ろしくて触ることもできな作品だろうおもわれました。 
いつかこのような展示会の作品にまけない三線を作りたいものだと思いました。 
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沖縄三線製作事業協同組合 
http://okinawa34.jp/ 
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オリジナル三線の店 「天保三線店



11月19日は、定例となった金曜の古典ライブの鑑賞に首里のライブ空間てんてんにおでかけです。
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今回のてんてんライブは「湛水流と野村流の比較7舞踊曲を中心に」として比較はこの回でいったん終了とのことです。 
先週につづいて、今回も観客はすくなめでしたが、そのぶん生のライブをひとりじめ感覚で、贅沢な1時間半でした。 
内容以下のとおり。 
歌・三線 山内秀吉 箏 上條三枝子 

1.本貫花 
 金武節 
 白瀬走川節 
2.かせかけ 
 干瀬節 
 七尺節 
 さーさー節 
3.揚作田節の比較 
 湛水流下出 
 湛水流上出 
 野村流 
4.前の浜 
5.仲風述懐 
 2揚げ仲風 
 2揚げ述懐 
6谷茶前 
 伊計離節 
 谷茶前節 
7.しゅんどー 
 しゅんだう節 
 それかん節 
 やれこのし節 
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湛水流と野村流の比較は下出と上出しと野村流との曲の聞こえ方の違いから、別の曲に聞こえました。 
古典音楽の多様性を感じさせる比較でした。 
全体のやはり舞踊曲は聴いていて楽な感じでしたが、演奏するほうは大変だとつくづく思います。 
先生がたはやはりすごいと痛感します。 
演奏後の懇親会は相変わらず気楽なものでした。 
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次回114回は 知花賢招「ライブコンサート」ピアノ弾き語りです。
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ライブ空間「てんてん」HP 
http://www.fs-hanae.com/tenten.htm 
ライブ空間「てんてん」ブログ 
http://tententen.ti-da.net/
オリジナル三線の店 「天保三線店
http://www.sansinya.jp/
最近首里に用事ででかけるときにバスで通うことがおおくなったので、空き時間によめる本ということで、図書館からこの本を借りてきました。
「沖縄の歌三線 -その風土と心-」安里盛市 著 
内容は野村流古典音楽協会師範である筆者の沖縄古典の三線にたいする思いと、楽曲の解説です。
とくに参考になったのが「絃声一体」と「思い入」のところです。
三線を演奏するうえでの声と絃の調和というのがいかに大切か。これは三線演奏が演奏者と歌手をひとりでやるということの意味をあらためて考えさせられました。
その上での思い入りです。通常は民謡などで重要視されるところですが、やはり古典でもこの部分は大切です。
ただ古典の場合、民謡のように他者に聞かせることはもちろんですが、自己に対するといかけという要素も実に大きく、そのあたりが民謡との違いかもしれません。
本のなかで作者は遠い過去そして戦争中と戦後をとおして、混乱と荒廃と復興をとげる激動の沖縄を生き抜くために、いかに三線音楽が人々を支えたかということを強くかたっています。
沖縄と三線についてまた一つ改めて考えさせられる本でした。
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オリジナル三線の店 「天保三線店
11月12日(金)にひらかれたライブ空間てんてんの鑑賞報告です。
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日時 2010年11月12日
場所 首里山川町 フローリスト花枝2階 らいぶ空間てんてん
出演 唄三線 山内秀吉 箏 上條三枝子
内容 野村流と湛水流の比較6

1.かぎゃで風・恩納節・辺野喜節
2.仲間節・仲村渠節・赤田風節
3.早作田節(野村流)・早作田節(湛水流)
4.鷲の鳥節
5.とぅばらーま
6.仲風節
7.御天神節
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当日は観客は少しすくなかったですが、その分自分的にはゆっくり鑑賞できて、ちょっとラッキーでした。
1.のかぎゃで風からの三曲は11月30日の野村流の芸能祭での斉唱曲なので、あらためて注意してきいていました。
今日はいつにもまして曲の節などの工工四の読み方について講義がたっぷりあって、すごく勉強になりました。
とくに仲間節の難しさがよくわかりました。
3.の早作田の野村流と湛水流の違いは、短い曲のせいなのか、違いはあるのですが、それほど目立つ感じではありませんでした。
このぐらいだったら自分でも両方学べるのではないかと、ちょっとおもったりします。←実際はやっぱり難しいんですけどね。
今回の圧巻は5から6にかけての高域がつづく曲のたてつづけの演奏です。
よく喉が持つものだとあきれるばかりです。
現在低域と高域に問題をかんじている身としては、やはりすごいとしかいいようがありません。
私の場合、高いところは出るのはでるのですが、表現力といういみでは、まったく駄目だと感じています。
現在はミックスボイスをためしていますが、果たしてものになるのかどうか。
懇親会は内輪の人ばかりなので、わきあいあいとすごせました。
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11月7日の日曜日のお昼に現在三線を教えていただいている先生のお祝いがあるというので、首里にバスででかけました。 
お祝いの会場は首里城近くのでいご殿という沖縄料理屋さんです。 
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しかしいつもならユイレールを使うのに、最近バスが楽だとわかったので、そちらをつかったところ大失敗でした。 
一番よかったのは首里駅から歩くのが一番らくですが、結局バスだとバス停の関係で儀保駅から歩く羽目になってしまい、開始の12時にはまにあわず30分もすぎてから会場入りです。 
会場につくと丁度お祝いの演奏会をやっていて、厳粛な雰囲気のなか、バツのわるい思いをしながら席につきました。 
周りはご年配の偉そうな人ばかりで少々窮屈な思いの2時間程度の短い会でしたが、かぎやで風の即興演奏と躍りや、ちょっと珍しい膳の食事があったりして、それなりに楽しめました。 
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二次会などもあり、その中で結構ディーフな話を聴いて、なにかいろいろなことを考えさせられた一日でした。 
11月5日にひらかれた首里のてんてん金曜古典ライブの鑑賞報告です。 
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内容は以下の通り。 
演奏 歌・三線 山内秀吉 箏 上條三枝子 

1 かぎゃで風節 
2 謝敷節 
3 赤田風節 
4 首里節(野村流&湛水流) 
5 干瀬節 子持節 散山節 
6 百名節 
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今回は野村流と湛水流の比較5と題して首里節の比較でした。 
首里節は歌詞もまったくおなじなので、野村と湛水の違いがよりよくわかります。 
またかぎゃで風節と謝敷節では、それぞれ節などの種類の説明が解説付きであり、いつもながらわかりやすい演奏会で関心します。 
演奏会後の懇親会では同じ湛水流でも流れが違うもう一つの湛水流の師範の先生がきており、その方の話しもとても面白いものでした。 
なにやらヤンバルの山の中で仲間とふるい民家を改造して、さまざま自然にまつわる活動をしているとか。 
写真をみせてもらいましたが、月夜に瓦屋節などおどるととても良さそうです。 
いつかたずねてみたいとおもいました。 
今回の懇親会の料理の注目はイカ墨汁です。 
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写真をみると真っ黒で食い物には見えませんが、とても美味しいものです。 
ただ気をつけないと、イカ墨は消化されませんから翌日のトイレはギョとなりますけどね。 
夜の8時に首里のフローリスト花枝にいきました。 
金曜夜のてんてんライブ会場のお店です。 
本日は沖縄さんしん合奏団の打ち合わせです。 
約束の8時前につき、待っていると人がすこしづつあつまってきました。 
人数は6人ほど、高江洲義寛先生を中心に沖縄さんしん合奏団のメンバーがあつまりました。 
この団体はこの10月20日に旗揚げしたばかりの会です。 
琉球新報社の記事によると、沖縄の三線の魅力を世界につたえたいとのことです。 
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ユニークなのは通常の三線以外に3種類のビッグな三線を特注していることです。 
そのなかでも最大は棹の長さが1メールほどのものもあります。 
写真は中ぐらいのおおきさです。 
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今回はいつのまにかメンバーに入っていた私とともに他のの数人で、誰がどの楽器を担当するかという話になりました。ビッグ三線をひいたらとの声もあり、ちょっとビビリ気味です。 
団は最終的に普通の三線以外にビッグ三線3種類、笛・箏・胡弓、たぶん太鼓などもくわわり、結構大所帯の団体になりそうです。 
写真は中ぐらいの大きさの三線です。充分でかいです。 
来年3月には対外的な公演をおこないたいとのことです。 
うーん、三線チェロの奏者にでもなろうかしら

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