2010年10月アーカイブ

第110回のてんてん古典ライブコンサートを見に行きました。 
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今回の内容は「王府オモロと地方うむい」の説明と実演でした。
今回は発足した山内盛彬研究会の第一回研究発表会の位置づけになるとおもわれます。
内容は
1・高江洲 義寛氏による、王府オモトと地方のうむいの違いなど話。
2・宮城葉子氏による地方おむいの実際と実演
3・観客によるうむいの実演。
などのお題で進行しました。
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1.の内容については、もともと王府オモロと琉球古典音楽の関係性、なかんずくウフブシと呼ばれる大曲に与えた影響などの興味があった私としては、その類似性が直接確認できたのは収穫でした。
それ以外にウフブシに代表される古典琉球音楽の節回しの特徴を、西欧のグレオリオ聖歌やモンゴルのホーミーなどと比較し、その類似性の指摘などがあり、なぜそれらの楽曲が人を惹きつけるかの論証は実に役にたちました。
2.の宮城氏の話で、文化のミッシングリング゛に当たるおもむ・うむいの再生の当事者の話は、まさしく綱渡りとでもいうべき文化継承の現状をしらせてくれて、危機感とともに興味深いものがありました。
3.の実演においては、おもいを実際に唱和しましたが、独特の気持ちよさが体験でした。
たぶん仏教の声明などをとなえるとにき共通に発生する物ではないかと想像させられました。
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懇親会では富山と広島からきた女性二人組みの話しなど、少数ながら興味深い話ばかりでした。
これからも研究発表は月1程度はつづけるとのこと。
継続的に参加したものだと思いました。



ライブ空間「てんてん」HP 
http://www.fs-hanae.com/tenten.htm 
ライブ空間「てんてん」ブログ 
http://tententen.ti-da.net/
    金曜夜の恒例になっているライブ空間てんてんの金曜古典ライブ公演を見に行きました。 
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    本日は「魅惑の響き・太鼓の響き」と題して徳八流の太鼓の名手である砂川政義師範の独演会となりました。 
    演奏内容は以下のようになります。 

    太鼓 砂川政義 
    地謡 
    歌・三線 佐和田方恒 下地春男 
    箏 上條三枝子 

    演目 
    1.太鼓独奏 
      こてい節 ワタリゾウ 瀧落菅攪 地菅攪 江戸菅攪 
    2.獅子舞太鼓 
      松本節 白鳥節 
    3.創作宮古風 
      天の雲だき 満月太鼓囃子 
    4.祝儀太鼓 
      松竹梅鶴亀 
    5.万歳太鼓 
      高平良万歳 
    6.鼓笛絃遊 
    7.遊び太鼓 
      加那ヨー天川 

    会場は先週とうって変って太鼓の教室の関係者や古典太鼓の独演会のめずらしさで本土から参加してきたかたなど、40名はいたのでないでしょうか。
    それほど大きくないてんてんのライブ会場は人で一杯です。 
    私も普通太鼓というと広い舞台でとおくからながめるのが常ですが、今回はほとんど2-3メートル手前で太鼓の演奏をみることができました。 
    最初はとにかくめずらしさと、太鼓の迫力で興奮しぱっなしでした。 
    3.創作宮古風 天の雲だき 満月太鼓囃子では普段みることができない、太鼓3つをつかった演奏でおもしろかったです。 
    さらに砂川師範の説明でもともとジャズバンドでドラムを叩いてたので、技法のどこかにそれが入ってるとのことで、それをみつけるのも楽しみでした。 
    (まあ私にはどれもすばらしくてよくわかりまんでしたが) 
    また最初の興奮をすぎて「松竹梅鶴亀」あたりからようやく自分でも耳なじみの曲なので、精妙な徳八琉の撥さばきなどがみることができて勉強になりました。 
    後の説明を聞くと華麗なバチさばきは舞踊をヒントに所作を織り込んでいるそうです。 
    どうりで美しいとも思えるパチ捌きでした。 
    どれも素晴らしい演奏でしたが、あとで砂川師範が片方の耳が不自由でほぼ聞こえない状態で補聴器をつけての演奏ときいて、再度びっくりでした。
    また徳八琉の太鼓の工工四などもあることを見せられて、先人の業績と蓄積に頭がさがります。 
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    古典音楽演奏をささえる太鼓ですが、常日頃三線や箏などの弦楽器にばかり注意がいきますが、他の楽器について、本当に奥がふかいものだとしみじみ思いました。 
    この日の懇親会はとにかく人数が多くて実に賑やかにすごしました。 
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    まさしくジャズのライブ演奏に通じる感動と有意義な一晩でした。
    15日なので先週の金曜日になりますが、てんてんの古典ライブを鑑賞したので、その報告です。
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    今回のお題は「野村流と湛水流の比較4」と題して以下の曲目の演奏となりました。 

    唄三線 山内秀吉 箏 上條三枝子 
    1 こてい節 
    2 仲間節 
    3 仲村渠節 
    4 作田節(野村流) 
    5 作田節(湛水流) 
    6 遊びしょうんがない節 
    7 二揚下出仲風節 
    8 二上下出述懐節 
    10 出述懐節 
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    当日の会場は参加人数がすくなかったのですが、その分演奏に集中してライブを楽しめました。 
    解説でこてい節の重要さや節についての説明など、やはり実際の演奏をとおして聞くと実に勉強になりました。 
    もちろんいつものようにライブ後の懇親会は楽しいものになりました。
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    参加者の方の首里の昔話など実に参考になります。
    それにしてももっと参加人数がおおければといつも思います。 

    来月は「魅惑の響き・太鼓の響き」と題して砂川政義さんの出演で徳八琉太鼓の音がきけそうです。 
    いまから楽しみです。
    10月10日に川崎で開かれた「第73回沖縄芸能大会」へ参加する旅から帰ってきました。
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    沖縄から羽田空港に飛んでの参加です。
    当日は朝から三線教室の仲間であるH氏とともに川崎市立教育文化会館に駆けつけます。
    大会が開場するのは午後1時半ですが、午前9時に集まったほかの仲間とともに舞台の裏方のお手伝いです。
    舞台に毛氈を敷いたり、招待席の張り紙をしたりと、とにかく出来ることはなんでもお手伝いです。
    やがて時間もすぎある程度形ができると、リハーサルがはじまります。
    私は2部の幕開けの斉唱のみの出演なので気楽ですが、H氏は舞踊の地方を務めるのでリハーサルにでて大変です。
    12時前に弁当を食べ、着物と袴に着替え、出番を待ちます。
    演目は「しょんだふ節」です。
    「シヨンダフ節」「ソレカン節」「ヤリコノシ節」の3曲構成でそれぞれ2番まであります。
    結構ウチナーグチの歌詞が覚えにくくて、なかなか頭に入らず苦労します。
    沖縄にいる間に一人で練習したのですが、やはり大勢でうたうのは少し勝手が違います。
    出番までに付け焼刃ですが、控えの事務所で何回も練習します。
    やがて午後1時半に幕があき、一部が3時ぐらいに終わります。
    休憩の間に舞台にあがり、斉唱の準備をします。
    総勢で100名以上の人間が舞台にあがり待機します。
    やがて2部の幕があき一斉に三線・箏・笛・胡弓の音が歌声とともに大ホールに響きます。
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    おもえば年の初めから練習をはじめ、その間には3月末に沖縄にかえっても練習ですから長い付き合いの曲でした。
    しかしいざ演奏をしてみるとあっという間に終わりです。十分程度というところでしょうか。
    謡い終わるとすぐに撤収です。
    服をきがえるまえに教室のみんなと写真をとり、服を普段着に着替えると、あと大会のおわりまでやることがないので、観客にまじって舞台の鑑賞です。
    H氏の「高平良萬歳」での地方の声に感嘆し、「むんじゅる」の上手さに舌をまき「胡蝶の舞」ではそのめずらし舞を堪能しました。
    やがて大会が終了すると、やはり裏方にまじって後片付けを手伝い、最後は川崎駅前の甘太郎にて打ち上げ会に出席しました。
    今こうして沖縄にもどって思い出しても、なかなか充実した一日でした。
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