2010年8月アーカイブ

前日の準備にかかわった第三回宇栄原アシビ、この日曜日に無事おわりました。 
台風がちかづくなか、昼まで強い雨がふっていたので、どうなることかと思っていたら、開始の5時には雨がやみ、青空さえ見えてきました。 
提灯にかざられた宇栄原公園は、この日一日祭りの華やいだハレの舞台に早代わりです。 
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それにしても那覇の一自治体が行う祭りですが、実に盛大なものです。 
舞台は二つで、地元の日頃活動している芸能や空手の団体などがつぎつぎに舞台にあがってはパフォーマンスを繰り広げます。 
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日頃静かなこの地域に、これだけの団体があったのかとびっくりするほどの人たちが舞台にたちます。プロの名の売れていない新人グループや地元の歌手などもおり、素人とプロが入り混じった実にプリミティブな芸能の場と化します。 
日もたっぷりとくれ、屋台の焼き鳥やビール、泡盛などが身体にはいり、舞台と観客がいったいとなり、盛り上がります。カチャーシーの演奏とともに、自らもおどり、最後は獅子舞もおどりだし、小さいながらも花火があがってフィナーレに向かいます。 
実に楽しい祭りの一日でした。
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この27日の金曜日におわりました、ライブ空間てんてん金曜古典音楽ライブの101回目の公演の内容です。
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お題は「粟国に思いを寄せて」ということで、出演は 
歌三線が 新城清弘 
箏が    上條三枝子 
その他に新城先生のおでしさん二人が笛とサンバで出演です。 
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曲目は 
1.がきやで風 
2.干瀬節 子持節 散山節 
3.仲風節 述懐節 
4.トゥバラーマ くまぶし 
5.恋し古里 
6.粟国島節 
7.加那ヨー天川 
でした。 

とにかく新城氏のどこまでも上に伸びる声がすばらしいです。 
舞台できたえているだけに、メリハリが利いて圧倒されるような声量と声の高さです。 
三線の音が少し硬いとおもったら、あとで聞くと、嘘か誠か普通の三線の絃だと、じぶんの高い声にあわせているとブチブチ切れるので、今は釣り糸のテグスを弦代わりにつかっているとか。 
信じられない声です。実際音高で5.6.ぐらいまでは普通にでるそうです。 
会場はご年配の方がおおかったですが、とにかく久しぶりの満員の会場です。 
それでも20-30名のあいだなんですけどね。 
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懇親会も今日は給仕役にてっして、飲み物や食事を配ることに専念しました。 
おもしろい一晩でした。 

次回は102回です。「ピアノで奏でる沖縄メロディー」と称して、ミュージシャンの玉栄政昭が演奏します。これもなかなかおもしろそうです。 
少しおそくなりましたが、先週の金曜日に~宮城嗣周創作集を歌う~と題してライブ空間てんてん100回記念公演がおこなわれました。 
このライブは予告もそのあとの内容も沖縄タイムスと琉球新報社という沖縄の2大新聞にのるほどの結構知る人は知るという濃い話題の内容だったと思います。
宮城嗣周というかたは欽定工工四を野村安趙とともに作成した松村真信の孫で、野村流松村統絃会を立ち上げたかたということで、伝説の人らしいのです。 
嗣周氏は古典を下敷きにした曲を創作されており、その曲を今回、弟さんである嗣幸さんがうたうという趣向らしいです。 
演目は以下のとおり。 

歌三線 宮城嗣幸  上地政春 
箏   吉田登美子 

演目は次の通り 

 1 弥栄節 
 2 左嘉舞節 
 3 チルレン小 
 4 イリク節 
 5 与那原天川節 
 6 花もやすらみ節 
 7 月日節 
 8 匂ひ咲く梅   
 9 雲岩の歌 
10 番登り節 
11 秋の夜半節 

いずれも古典を下敷きにしているので、ゆっくりしたテンボで聞きやすい曲がおおかったです。 
そのなかでも「匂ひ咲く梅」そのまま民謡でうりだしてもよいぐらいなじみの良い曲でした。 
また「雲岩の歌」は重厚でいかにも古典らしい聞き応えある曲でした。 
全体になんか古典で聞き覚えのある曲だなあという錯覚をおこさせるぐらい、古典をききなれたひとには違和感がない曲調ばかりでした。 

この日は2大新聞社の取材はくるは、人も集まるわで、打ち上げも賑やかなものになりました。 
それにしても100回公演とはほんとうにすごいです。毎週ですよ。普通気力も体力もさらにいえばお金も続きませんよ。すごいです。 

写真1 赤嶺駅からてんてんに向かうときに空に浮かんだ不気味な雲をとりました。翌日新聞にものっていましたが、要は急激に雲から発達ものらしくこの下は偉いことになっているそうです。
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写真2 この方が宮城嗣幸師、実に優しいおもわず聞き惚れてしまうような声でした。 
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写真3 てんてんの常連の方がもちこんだスイカの彫刻です。結構みなさん見とれていました。 
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次回のライブ公演は101回「粟国に思いを寄せて」として新城清弘氏が登場します。 
豊かな声量と情けのこもった歌声はじつに聞き応えがあります。 
ぜひ一度見聞あれ。
昨日の24日は沖縄での旧盆3日目にあり、ウウクイ(お送り)の行事が行われました。 
これは22日のウンケーで向かえたご先祖さまをお送りする儀式です。 
この日は夕飯にご馳走を用意し、兄弟が仏壇のある母の家にあつまります。 
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ご馳走をたべ、お互いの近況を報告して、夜もふけるといよいよ3日間の最後に仏壇から先祖様にあの世にかえってもらいます。 
まずは写真にもありますが、紙銭を燃やします。これは銭形を型押しした紙で、これを燃やすとその銭をうけとって死者があのよでお金に苦労せずに暮らせるそうです。 
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結構リアルなあの世です。つまり祭る人がおらず、紙銭をうけとれない死者はこの世でどんなに金持ちでも、あの世では貧乏ということです。 
そのあと玄関にろうそくをたて、その炎で花火に火をつけて、その明かりと音で送るわけですが、これっと結構早く帰ってねって感じでなんかいかにも死者にたいする沖縄の人の感情みたいものが垣間見えるところですね。
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13日は昼はヤンバルめぐりで夜はライブ空間てんてんの鑑賞と非常に忙しい一日でした。 
この晩は首里にあるてんてんのライブ会場におなじ教室のである受験仲間であるK嬢をつれて参観です。 
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今回の演目は「湛水流(全)を歌う」ということで、伝承されている湛水流7曲すべて演奏というかなりすごい企画になりました。 
内容は 
★演奏 
歌・三線 山内秀吉 
箏     上條三枝子 
★演目 すべて湛水流 
作田節 
早作田節(下出・揚出) 
首里節 
ぢゃんな節 
諸屯節 
揚作田節(下出・揚出) 
暁節 
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私はこの日やんばるめぐりでずっと運転手をつとめていたため、かなり疲れていたのですが、やはり演奏のすごさに、ときどき眠さにおそわれながらも、やはり聞き入ってしまいました。 
一人の演奏者がつづけてこれだけ演奏できること自体がすごいですが、やはりそれを超えたところのテクニックと声がすごいです。 
いつまでも歌いつづけて欲しい人だと思います。 

演奏もすぱらく、またそのあとの懇親会もいつもどおりに楽しく、つれてきたK嬢も大満足のようでした。 
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来週で100回をむかえるてんてんライブですが、100回を踏まえて、企画内容をじょじょにいろいろ人の参加型にかえるようです。 
これからもますます楽しみな空間になりそうです。

****** 次回100回目の予告 ********
第100回ライブ空間「てんてん」
金曜古典音楽ライブ
「100回記念公演 宮城嗣周創作集を歌う」

フラワー&カフェ ライブ空間「てんてん」
http://tententen.ti-da.net/
13日は恒例になりつつある。 
新人賞受賞者のヤンバル(山原)巡礼です。 
自宅の車でM先生と仲間のまつ船員会館にむかいます。 
到着してM先生・Wさんと教室は違いますが、おなじ関東組ということでF氏T氏も同行ということで車に乗り込みます。 
58号線をいちろ北上、読谷村の「アカインコ」をまつる神社におまいりです。 
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沖縄の音楽を琉楽をやるものには聖地みたいなものですね。 
ここで去年は落ちた心を慰めながら来年こそはと誓ったことを思い出します。 
コースはそのあと気まぐれで座喜味城跡に向かいます。 
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狭い村道をとおると、おもったより立派なお城跡でしばしメンバー沖縄の青い空を味わいます。 
そのあとは沖縄にきたからには海をなければと「万座毛」で青い海の色に感嘆しました。 
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そして昼の空いたお腹を名護の「宮里そば」でみたし、
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主な目的である「伊野波節」の歌碑のある国頭郡本部町伊野波に向かいます。 
到着して全員で写真をとりました。 
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去年も同じように写真をとりながら、ひとり落選の気持ちで涙したのにくらべるとさすがに気持ちが違います。 
ヤンバルの旅路はこのあと先生の師匠にあたるH先生の自宅のうるま市に向かい、先生だけをおろして、メンバーは一路那覇にかえり、とりあえず旅をおえました。
これからどうしょう?

まあやっぱり順当にかんがえれば、優秀賞をめざすべきですよね。
「ウチナンワン三線blog」はとりあえず、新人賞の目的は達成したので、この日より優秀賞受験のブログとして続けたいと思います。
よろしくお願いします。
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まちにまった野村流新人賞受験の明日がその日です。
去年に落選してから1年がたったわけです。
今日は関東組の仲間と船員会館で予行練習をして伊野波節を大勢の前で二回もうたいました。
今晩はぐっすりねて明日はがんばります。
地元の自治会で綱引きを今日の午後にやるために、男衆があつまって、綱引き用の綱を打ちます。
朝の9時自治会会館に集合して、まずは綱打ちようの枠を木の棒でくみたてます。
そこに稲わらをぶら下げ綱を編んでいきます。
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水にぬらして稲わら男3人が息をあわせて編みますが、2組のうちの女綱のグループに混ぜてもらい、綱をあみました。
10メールの綱を3本あんで、さらにそれを束ねて大きな綱にします。
最後は二つの綱をそれぞれ男綱と女綱に加工して完成です。
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9時からはじまった作業は結局12時までかかりました。
軍手はつけていましたが、おわってみると手には豆ができていました。
それでも完成したつなをみると満足です。
それにしても綱をつくるさいに編むとはいわずに打つというのは、作業をみて良くわかりました。
3本の綱を細い綱でまとめるさいなど、ところどころで角材で綱を上から叩いて、締めから作業をします。
そうしないと綱がばらけてしまうからですが、これが綱を打つということなんだと実感しました。
写真3枚目の白と赤い液体はミキ(神酒?)といっていました。
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飲むとちょうど甘酒のような感じですが、つめたく綱打ちに疲れた身体にはとっても美味しかったです。
残念だったのは午後は用事があり、結局作った綱を引くことができなかったことです。
まあ製作に参加できただけでも大満足です。

綱をつくる間、頭のなかには古典の「稲まじん」流れていました。
あのうたはこのような豊作を祝い、また来年も祈るシーンには良く似合います。

第98回ライブ空間「てんてん」金曜古典ライブは「舞踊曲を歌う」と題してひらかれました。 
日時 2010年8月6日 19時30分より 
場所 首里山川町1-7 フローリスト花枝2階 
blog http://tententen.ti-da.net/ 

本来は山内・上條両先生の舞踊曲六題のプログラムでしたが、飛び入りプログラムが3つもあり、結局 1.こてい節  2湛水流舞踊「首里節」 の2題で両先生の演奏はおわり、すぐあとにわたしまっぴろの「伊野波節」の独唱。 
常連S氏の「仲節」の独唱。 
そしておきなわのかみしばいや~の佐渡山安博さんの「めかるっちの大冒険」という紙芝居がありました。 

まずはいつもの古典「こてい節」と湛水流舞踊「首里節」については、まいどまいど何回聞いても良い演奏です。 
こてい節はわかわかしく、首里節は優雅です。 
次にわたしの独唱です。まあ来週の新人賞受験の舞台度胸づけであり、それ以上でもそれ以下でもない出来でした。 
しいていえば途中手はまちがえましたが、最後まで歌は止まらずにいけました。 
まあそれぐらいです。ひさしぶりの着物、袴で着付けがボロボロでしたが、それはまたご愛嬌でした。 
本番がんばります。 
私のあとのS氏の「仲節」はやはりよかったです。20分以上の曲を歌いきり、その間だれることもなく、聴衆をひきつけます。 
なんか演奏に魅力があるのです。 
しかし長い仲節を歌いきり、課題2曲目の2上げでミスしたのは愛嬌ですが。本番だと目も当てられません。 
いずれにしても同じ受験のための練習ですが、これほど違うのもまためずらしいかも。 
最後の紙芝居はもう大うけでした。 
内容的には組み踊りの 「銘苅子」から題をとり、その内容はハラハラドキドキと爆笑で、大人も楽しめるなかなかのものでした。 
紙芝居をつうじて子供たちに沖縄口や組踊りなどの大切な文化を面白くつたえたいという佐渡山さんの思いが良く伝わりました。 
声をかけていただければ道具をもってさまざな場所で公演するそうです。 
値段も手ごろなので、ぜひ興味のあるかたは連絡してみてはどうでしょう。 
「おきなわのかみしばいや~」ホームページ 
http://okikami.ti-da.net/c167511.html 

公演のあとの懇親会がいつもにましてもりあがりました。 
わたしも緊張からとき解かされてビールと泡盛がうまかったです。 

来週99回のライブは100回を前にした特別公演で湛水流の曲を全曲演奏するそうです。 
ぜひに行きたいのですが、はたして新人賞翌日です、時間が空いていればいいのですが。
先週の金曜日30日になりますが、第97回のライブ空間「てんてん」の金曜古典音楽ライブがありました。 
今回のお題は「軽快な古典曲と草弾き」、この草弾きというのは、早弾きのことだそうで、たしかに早弾きのなかなかたのしい時間をすごすことになりました。 
第97回 ライブ空間「てんてん」金曜古典音楽ライブ 
歌・三線 山内秀吉 
琴 上条三枝子 

演目は 

1.安波節 子守節 秋の踊り 
2.四つ竹 貫花 
3.鷲の鳥節 鶴亀節 鳩間節 
4.四季口説 若衆揚口説 
5.前之浜 浜千鳥 谷茶前 
6.取納奉行 
7.加那よー天川 

でした。 
いずれも軽快で楽しい曲ばかりでしたが、あっかんは6の取納奉行から7.の加那よー天川でした。 
山内先生はかつて地謡として活躍していたとのこと。早いながらも正確な指の捌きに聞き惚れました。
さてちょっとした告知です。 
実は来週の12日は琉球新報社の琉球古典音楽の三線の部で新人賞に挑戦します。 
去年おちたので、今年は再挑戦となります。 
現在は山内先生から新人賞対策の手ほどきをうけているわけですが、やはりここはひとつ試験前の対策で、舞台度胸をつける練習にということで、今週のてんてんライブに参加することになりました。 
曲はもちろん新人賞で唄う「伊野波節」です。 
もう今からドキドキですが、まあ本番ではないで、楽しめたらとおもっています。 
結果はまたここでお知らせします。

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