2009年10月アーカイブ

昨日の夜は国立劇場に琉球舞踊をみにいきました。

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パンフレットには平成21年度(第64回)文化庁芸術祭主催 重要無形文化財「琉球舞踊」指定記念 琉球舞踊特選会 となっています。

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ようは沖縄の琉球舞踊が重要無形文化財に指定された記念公演です。
琉球舞踊が指定されたということは、それを構成する踊り手・地謡(三線、琴、太鼓、笛、胡弓)・裏方の道具作成などが一括で指定されたということです。
そして今回参加の演者はすべて重要無形文化財指定をうけた方で構成されているわけで、踊り手も方もすごいのでしょうが、今回の目的は三線の方です。
三線教室で情報がはいってから、早速参加の手をあげまして、先生もふくめて10名ちかい人数のでの鑑賞となりました。
なにせ島袋正雄・照喜名朝一など名だたる重鎮たちが地謡をつとめるわけです。
これだけの人が一同に会して演奏することは、もう無いだろうといわれいます。
横浜から半蔵門駅につき、歩いて劇場にたどり着いたのが夕方5時。
教室のメンバーと挨拶をかわしながら5000円と切符を交換しました。
今回切符を手に入れるためにお骨折りいただいたH嬢とM氏には本当に感謝です。
6時すぎには開演なので中にはいって指定席で待ちます。
やがて太鼓の音ともに幕があがり、2時間ちかい演奏がはじまります。
演目と演者は次のとおり

【第一部】
(老人踊) かぎやで風 老人 島袋光晴・老女 大城政子
(女 踊) 四つ竹   眞境名直子・又吉靜枝
(二才踊) 高平良万歳 宮城能鳳
(女 踊) 綛 掛   玉城節子
(女 踊) 諸 屯   宮城幸子
(女 踊) 瓦屋節   志田房子

【第二部】
(雑 踊) 花 風   佐藤太圭子
(雑 踊) 日傘踊り  玉城秀子
(雑 踊) 取納奉行  喜納幸子
(雑 踊) 加那よー天川 谷田嘉子・金城美枝子
(雑 踊) 鳩間節   親泊久玄
(雑 踊) 馬山川   美男 谷田嘉子・又吉靜枝
            美女 玉城節子・宮城秀子
            ぶ男 金城美枝子・佐藤太圭子
            醜女 志田房子・喜納幸子

【地謡】
<歌・三線>島袋正雄・玉城政文・松田健八・大城助吉・新垣万善・
     照喜名朝一・城間徳太郎・平良盛勇・金城武信・
     知花清秀・西江喜春・玉城正治
<箏>   宮城正子・宮城文・又吉清子・高良時江・東江朝子・
     上地尚子
<胡弓>  屋嘉比清
<笛>   嘉数世勲・大湾清之
<太鼓>  喜舎場盛勝・宇座嘉憲

独立行政法人 日本芸術文化振興会のページより転載
http://www.ntj.jac.go.jp/performance/2911.html

一部は荘厳で華麗な古典舞踊を中心にして、二部は軽快で可憐、笑いも誘う雑踊りが中心でした。
とにかく踊り手も地謡もほぼ完璧なもので、すばらしいの一言でした。
2部からは天皇陛下が来場さられて一緒に演奏を楽しみました。
終わってから渋谷の街に足をとめて、メンバーでしばし食事をし、酒を飲んで興奮を分かち合いました。
すばらしい一晩でした。
この晩聞いた三線と声のリズム、音程、響き、張りなど、長く耳の奥に刻み付けておきたいものだと思いました。


昨日は川崎ので開かれた芸能大会に参加しました。 
私の出演は幕開けの斉唄で「かぎやで風節・ごえん節・びぬち節」の3曲です。 
背中に三線の入ったハードケースをかかえ、手には着物と袴のはった大きなかばんをもち、会場の川崎市立教育文化会館にむかいます。 
横浜駅から東海道線で一駅、8分で川崎駅につきます。 
この時点で朝の9時半、駅前地下街をぬけてバス停乗り場24番からバスにのって会場である文化会館まで10分程度。 
10時前に会館の関係者入り口について男子控え室の3階まであがります。そのフロアにある所属する教室の控え室にはいると教室の仲間が数人きていました。 
その後もぞくぞくと出演者が到着します。 
進行係りであもM先生から頼まれて、部屋のメンバーで音あわせで開場前の舞台で演奏したり、食事をしたりしているうちに、いつのまにか12時半になっていました。 
持ってきた着物と袴を着ます。 
芸能大会参加は去年から2回目、その間に着付けをしたのは4回ぐらいでしょうか? 
これまで一人で全部できたことはないのですが、今日ははじめて一人で全てできました。 
しかも最後は仲間の着付けを手伝ったりして、なんかちょっと自信をついちゃいました。 
はじめて着物をきたときには、帯なんてただ縛っただけで、ほんとうに話にならない出来でしたが、人は成長するものです。 
やがて出演の時間がちかくなり、出演者は舞台にあがります。 
出演者は三線で100名、琴が21名、笛が3名、胡弓が1名という総勢120名近くの演奏者が舞台一杯にひろがります。 
私は舞台の最後方列の左側に陣取ります。 
やがて午後1時半、時間になり幕があけて演奏が始まります。 
かぎゃで風節・ごえん節・辺野喜節(びぬちぶし)の3曲をつづけて唄いきります。 
いつも練習のときにもいわれたリズムがだんだん早くならないように気をつけます。 
それにしても練習のときと違い舞台が広いせいなのか、最後列のせいなのかはわかりませんが、なかなか他の方の声や三線の音が聞こえません。 
できるだけ全体のリズムに合わせようとしますが、けっこう難しかったです。 
これは他に踊りの地方をしたメンバーも同じことをいっていましたから、こういう広い舞台の特性なのかもしれません。 
演奏がおわり、舞台の裏にひきあげます。 
本来ならすぐに着替えるところですが、このあとの演目で4番目に舞踊伊野波節があり、それを観るために3階の観客席側にまわります。 
舞踊伊野波節は自分たちの教室のM先生が歌三線で地方で出演します。 
自分がいまこだわっている伊野波節が、踊りと組み合わせてどのように演奏されるのか、すごく興味があったのです。 
舞踊伊野波節は三線単独のときはまず歌詞が違います。そして試験用で省略される最初の部分も入っており、長くなります。さらに後半は長恩納節 
も組み合わさるので、踊り組み合わさると15分以上のながい演奏になります。 
実際聞いてみた感想は、やはりすばらしいものでした。 
たぶん自分が毎日必死にうたっているので余計でしょうけど、切々たる恋する女性の心の思いがよく伝わるすばいし演奏と踊りでした。 
観終わって、控え室にもどり、普段着に着替えてからは、ゆっくり芸能大会をおわりまで鑑賞しました。 
演目は全部で17あり、1時半から始まった大会は5時までつづきました。 
このサイトに教室の仲間が作成してくれた詳しい説明がありますので、一度ご覧ください。 
http://www.geocities.jp/s_miya34/club/ennsoukai/2009/1011/setumei.htm 
大会がおわったあとは、後片付けを手伝って、そのあとは教室のメンバーで川崎駅の近くのさくら水産で打ち上げをしました。 
秋の一日、沖縄古典音楽に浸りきった良い一日でした。 

・写真1-川崎市立教育文化会館
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・写真2-こちらは自分は参加していない第二部の斉唱ですが、参加した一部の斉唱もほぼこんな感じです。 
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・写真3-舞踊伊野波節です。伊野波節は難しい歌ですが、こうして踊りと一緒になって聞くとすばらしい歌だと感じます。まあようは歌い手しだいというわけですが。
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