2009年4月アーカイブ

声を割るとは。

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 今日は昼に教室でしりあった踊りの先生にホームページを作りたいのでアドバイスがほしいとのことで相談にのりしまた。
 場所は横浜高島屋8階の焼肉屋「三田屋本店 やすらぎの郷」でランチコースをたべながらの打ち合わせです。先生は小田原のほうで一人で民謡の唄・踊りと髪結いをはじめるとのこと、いろいろと話をして簡単な紹介ページをつくることを約束しました。
 その話の中で唄の練習では「声を割る」ということが大切だ教えられました。
 実はこのことば12日の特別教室で高音がでない受験者に、批評をくださった別の先生もおなじことをいっていました。
 ようはどこか海の近くでもいって自分の限界にちかい声を出しつづけることにより、音域を広げるということです。
 そうおもって改めてマンションにかえり、いつものように伊野波節の練習を10回こなし、チューナーで今の自分の声の限界を計ってみました。
 去年の12月の末に始めたころだと音高3で上の六の高さ、英字音階でDからぎりぎりD#が限界だったのですが、いまは普通に上のF#をだしていますし、声をだすだけならさらに上のAからぎりぎりA#までだすことが可能になってきています。
 下がF#なので、ほぼ地声で2オクターブ半ていどまでは出るようになりました。はじめたころが下のG#ぐらいから上のD#ぐらいなのでだいたい1オクターブ半だったことから考えるとすごい進歩です。まあ4ヶ月以上毎日5回以上2オクターブの音域が必要なものを唄って入れはいやでも音域が広がるってことでしょうね。
 今日の先生の話をきいて、あらためて声を割るということに気をつけた練習メニューを加えました。11回目を新たに付け加えて音高をひとつあげて4で唄うようにしました。
 これだと一番高い八の音がF#から一つうえのGになります。全体にやはりかなりつらいですが、なんとか出るみたいなので声を割るためにちょっとがんばってみようと思います。
 目標は音高3で試験を受験をすることです。

 

 昨日は午後から三線教室で、この8月に受ける新人賞の受験者を対象に特別教室がひらかれ、参加しました。
 練習でみんなで2回伊野波節を合唱したあと、会場にみたてた座布団にすわり、先生やみんなの前で独唱です。
 以前に2度ほど教室で独唱しましたが、こんどは完全に唄の最初から最後まで先生と師匠の資格をもつ応援の方の二人に批評をうけます。
 うけた批評は紙にかかれて、どこを直したらいいのか渡されます。
 とりあえず工工四を見ずに6分30秒弾き切りましたが、やはり緊張のあまりに音程は狂うは、音を飛ばすはで、冷や汗びっしょりです。
 もらった批評をあとでみると非常に的確で、これからの練習の指針になります。
 しかし唄のところどころの解釈など、いくつかの見方があることを改めてわかる貴重な体験でした。
 予行練習がおわったら教室のみんなで近くの公園までお出かけしました。ちょっと遅い花見です。
もちろんソメイヨシノなどはもう葉桜ですが、たまたま山桜だとおもうのですが、若葉とまだ残っている      白い花の木が一本あり、10人ぐらいでしょうか。誰もいない公園で花見を宴をしました。
 もちろん先生や私たち生徒の生の三線で演奏で歌いました。
まありは住宅だったので、少々迷惑だったかもしれませんが、やがて薄暗くなった公園に響く、琉球古典音楽の調べは実に優美なものでした。
 まっくらになりさらに場所を教室にもどして、飲めや唄えで時がすぎ、楽しい一晩でした。
しかし美味しい酒はいいのですが、ビールと泡盛とどぶろくのチャンポンは後を引きます。今日はちっとグロッキーでした。
 これから8月まで月一でひらかれる特別練習です。今日の批評を踏まえて精進精進です。
犬

 この表現が正しいのかどうか、よくわからないが、個人的な表現でいわせてもらえば先週からいよいよ伊野波節の手について修練を本格的にはじめました。
 本日も大体1時間ほど練習をしました。
 私は毎週水曜日に大和の三線教室に伺い、先生から曲を教えてもらっています。だいたい去年の12月末から初めて、次のような段階で伊野波節を練習してきました。
 まずは先生のCDを聞き、工工四をみて弾くこと。(まず曲を弾いて唄って慣れること)
次には声を出すこと。(特に七・八の音を意識して)
さらに暗譜で工工四を見ないで弾いて歌えること。(大体300回ぐらいとこれができるようになりました。いやはや歳はとりなたないものです)
 そして先週370回程度練習した段階で、なんとか暗譜でかつ音高3で唄えるようなきがしたので、教室で先生と一対一で唄ってみました。
それまで集団で先生と唄っていたのが、この日は少し早めに教室についたので、お願いして音高3で一緒に歌いました。
正直なところ真剣に先生とたった一人で相対して一緒歌うのは、この4年間の教室で初めてでした。
 もちろんところどころ音をはずしたり間違えたりはありましたが、なんとか弾き終えて、改めて先生に工工四の弦楽部の手について教えていただきました。
 工工四の手となにか。
 少しでも野村流の沖縄古典をかじったことがある方ならわかるとおもうですが、楽譜である工工四をみると、工工四は唄の部分を表現している声楽部と三線を弾く弦楽部の2つの部分からなりたっています。
通常曲を演奏する場合、とりあえず声楽部の歌詞と音程、そして弦楽部の勘所をおさえれば曲にはなります。まあそれだけでも結構大変なのですが、実はそれ以外に工工四をよくみると声楽部や弦楽部にみなれない記号のようなものがちょくちょく記述されています。
 これを声楽部で発声記号、弦楽部ではとくに表記はないのですが、私は手だと思っています。
これらは補足的にかかれていますが、これらの記号を表現できることが、同じ曲をより古典たらしてめている部分、別の言い方でいうと一ランク上の表現を行ううえで大切な部分ではないかと考えています。
声学部の発声記号は20種類と弦楽部の手は9種類、どちらも表現できないといけないのですが、今回はとりあえず手のほうを先にせめることにしました。
さて工工四の例にのっている手は次の9種類
 ・小弾(クパチ)
 ・打音(ウチウトウ)
 ・打抜音(ウチヌジウトウ)
 ・掛音・抜音(カキウトウ・ヌヂウトウ)
 ・掻音(カチウトウ)
 ・列弾・抑下シ(チリビチ・ウスイウルシ)
 ・弦位記号(ゲンイキゴウ)
 ・開音(アキウトウ)
 ・左手指記号
 これら記号のうち伊野波節で使われてないのは列弾・抑下シぐらいであとはすべて使われています。
 ほんと新人賞にふさわしい教科書のような曲だというのが良くわかります。
 これまでの4年間に習った曲でほとんどわかっているつもりの手でしたが、今回はじめて挑戦したのが開音(アキウトウ)です。
この記号意味はなにか、それはこれがあるところで、抑えていた弦を離しなさいという、実に簡単な記号です。
実際これまでならった曲のところどころにこの記号はあるのですが、正直なところ意識したことがほとんどない記号でした。
 なぜか。これ以外の記号は勘所である弦を弾くという行為のバラエティを高めるため記号であるということであり、小さいとはいえ弾いた音はちゃんと音程して聞く人の耳に届きます。
そのため演奏のときにはもし抜かすと、それは曲が変わったことを意味します。しかし開音(アキウトウ)はただ抑えていた弦を離すという行為です。確かに引き方によってはかすかに音の変化はあります。
 実際そう弾かないといけないのですが、正直なところ音の大きさだけでいえばほとんどわからないというところだとおもいます。
 実際これまでの練習で弾いてきた曲では、先生に開音(アキウトウ)を厳密にやりなさいと注意されたことはほんどありません。(まあこの時点はその程度のレベルだということですあせあせ)
 それは開音がただ単にこの記号のときに弦をはなしなさいという記号なだけで、音にはほとんどならないわけですから、気にしなくても曲自体は成立してしまうからだとおもいます。なによりも弾けること、歌えること、そして覚えることがまずできないといけないわけで、これまでは開音(アキウトウ)なんか気にしなくても曲を演奏できているつもりになっていたのです。
 しかし先週から一週間、伊野波節の工工四とにらめっこしながら開音(アキウトウ)を楽譜どうりに厳密に弾いていき、追い込んでいくと、なにかが違うようなきがしています。
 あきらかに曲調というか、陰影といったものがより深く感じられるようになりました。
その意味ではあくまで私的な感覚でいうと開音(アキウトウ)以外は陽の手、開音(アキウトウ)は陰の手であるような気がします。
 そろそろ伊野波節も400回の練習を超えたところです。しかしまだ音高3で七・八が安定しません。曲を分解すると全部で14節の一つ一つについての精査、声楽部の発声記号20種の追い込みもこれからです。
 しかし開音なんて意識しなくてもこれまで充分に曲を歌えていたような気がしていたのが、いったん開音を意識してしまうと、あだやおろそかに唄えていた唄がうたえなくなってしまうような気がします。しかもこれらはあくまで新人賞のための基本的なものであり、本来伊野波節もふくめた沖縄古典は踊りと対になり、その地方としてして成立しているわけで、踊りの地方として唄う場合はさらにいろいろなテクニックや対応が必要になるわけであせあせ沖縄古典の楽曲としての重層さは半端ではありません・・・・やればやるほど奥が深い。
 まあまずは手の追い込みをしばらくはつづけます。
 12日にはコンクール受験者のための特別稽古があります。それまである程度は形にしなければ・・・いやはやできるのか俺。
犬

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